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『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』 刊行記念

渡辺隆次 胞子紋の世界展

2021年9月12日(日)〜10月24日(日)

 

「大寒・夜の庭−胞子紋(不明種)」
「大寒・夜の庭−胞子紋(不明種)」2012年1-3月
季刊誌「健康」巻頭エッセイのための挿画 / 2012年春号
フィリア美術館蔵

幻想的な画風で知られる画家・渡辺隆次さん。八ヶ岳南麓にお住まいになって40年以上が経ちます。フィリア美術館は創立前からご縁をいただき、1999年-2000年には『八ヶ岳 山里の博物誌 キノコ・野の花・山菜 渡辺隆次[さし絵]展』を開催いたしました。
この度は、2021年春に刊行された『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』 収録の作品を中心に、当館のコレクションもあわせて70点ほどを展示いたします。


『森の天界図像
わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』 刊行記念
渡辺隆次 胞子紋の世界展

会期 2021年9月12日(日)〜10月24日(日)
休館日 火曜日 + 水曜日 + 木曜日 + 9/20(月)
開館時間 午前10時 〜 午後5時
入館料 一般500円・小中学生300円
(障がい者手帳割引あり)

常設展示室 ケーテ・コルヴィッツ
ミエチスラフ・コシチエルニアク

◆ 主催 : フィリア美術館
◆ 協力 : 砂丘館・新潟絵屋・渡辺隆次画文集刊行委員会

渡辺隆次(わたなべ りゅうじ)
一九三九年東京八王子に生まれる。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)本科・西洋画卒業。東京学芸大学養護科修了。無所属、作品発表は主に個展。デビューは一九六六年、青木画廊、以降日辰画廊はじめ多数。一九七七年から八ヶ岳山麓(北杜市)のアトリエで制作。新潟絵屋で二〇〇六年より二〇一七年まで四回、ほか本間美術館(山形)、砂丘館、角田山妙光寺客殿(いずれも新潟)、フィリア美術館(山梨)、八ヶ岳美術館(長野)で個展を開催。西ドイツ公立美術館巡回展(グループ展一九八二年)。一九九二年より一九九九年まで武蔵野美術大学特別講師。九九年〜二〇〇三年武田神社(山梨県甲府市)菱和殿天井画制作。〇四年〜〇五年同神社能楽殿鏡板絵制作。エッセイストとしての著書に『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳風のスケッチ』(以上ちくま文庫)、『花づくし実づくし 菱和殿天井画』全三巻(木馬書館)、『山里に描き暮らす』(みすず書房)など。今なお精力的に制作を続ける。


『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』 表紙

  『森の天界図像  わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』
著者:渡辺隆次

寄稿:飯沢耕太郎(きのこ文学研究家・写真評論家)/宇井浩一(医師・美術コレクター)/四釜裕子(編集者・詩人)/大倉宏(美術評論家)

企画制作:渡辺隆次画文集刊行委員会
発行・発売:株式会社 大日本絵画

9月20日(月)に予定しておりました
渡辺隆次さんのギャラリートークは、
新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、
YouTubeによる動画配信で実施することとなりました。

「渡辺隆次 ギャラリートーク」の模様です。


動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=_zLSAK6Zb7Y

フィリア美術館『渡辺隆次ギャラリートーク』(2021/9/20)
聞き手 : 大倉宏(砂丘館館長) 
収録日:2021年9月20日  
会場:フィリア美術館 第一展示室
撮影・編集 : 雅工房



 

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