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谷中安規展 開催記念
<こぶちさわ音楽祭2009参加>
秋のはじまりの夕方音楽会
 
LIVE! 酒井俊

子供からお年寄りまでを惹きつける、酒井俊のカラフルで自由な歌の世界。スタンダードジャズ・童謡・歌謡曲・・・etc. あらゆるジャンルの枠を超えた、唯一無二のヴォーカリストによる繊細でパワフルな歌声をどうぞお聴きのがしなく!

出演: 酒井俊 (うた)
今堀恒雄 (ギター)

予定曲目:
「満月の夕」「MARTHA」「ヨイトマケの唄」「CRAZY LOVE」「四丁目の犬」 他
 
2009年 9月27日(日)
開場:午後4時
開演:午後5時


前売:3,500円  当日:3,800円
茶菓付。谷中安規展もご覧いただけます。
前売券が完売した場合には当日券の販売はありません

参加ご希望の方は
お電話かインターネットにてお申し込みください。
電話:0551-36-4221
インターネットでのご予約はここをクリック


 
 

◆ プロフィール ◆

酒井俊 (さかい しゅん)

酒井俊プロフィール写真

1976 年、伝説のJAZZ CLUB「ミスティー」でジャズ・ヴォーカリストとしてデビューしセンセーショナルな反響を呼ぶ。
翌年レコードデビューするが、3年弱の活動を経て渡米し、歌手活動を休止する。その間に坂本龍一等との録音を含む、3枚のアルバムを残す。2年間のマンハッタンでの生活の後、帰国して結婚・出産・子育てと、歌いたいという思いとは無縁の充実した時間を過ごす。
しかし、子供が小学校に入る頃には再びステージに立つ決意をし、「愛燦燦」と「買物ブギ」の2曲の日本語の歌をレパートリーに入れて復帰後のライブから歌う。今では日本語の歌をジャズのライブハウスで歌うことは一般化しているが、当時は想像以上の困難を伴いながら歌い続けていた。

それ以降もスタンダードを中心に、ジャンルを問わず自身の思いに忠実に歌いたい歌を歌い続け、阪神大震災の後に生まれた「満月の夕」と運命的な出会いを果たす。この「満月の夕」を歌い始めたときも周囲の風当たりは強く、一部では同じように歌い始めていた童謡と同じように色物として受け取られさえもした。しかし、その後何年にも渡って毎夜毎夜歌い続け聴衆とともに「歌」を育んできた結果、2003年には「満月の夕」が第45回日本レコード大賞企画賞を受賞するに至り、数回に渡るNHKテレビへの出演や連続ドラマへの挿入歌の提供等、メディアを通じても新たな聴衆を獲得してきた。
同時に、2004年辺りからそれまでの活動を見直し、新たな音楽と歌の可能性模索しながら従来の音楽のあり方から大幅に変化すべく、即興演奏や民族音楽の影響や古いトラディショナルへの傾倒を反映しつつ、音楽シーンを形成する豪腕演奏家たちと終わりのない共同作業へと移行している。

これまで以上にジャンルの枠から自由になり、現在は“酒井俊の歌”としか呼べないような歌へと変貌を遂げる過程にある。その結果、都内近郊では音楽を聴き漁っている耳の肥えた聴衆に対しても強く訴求するようになり、以前から老若男女問わず受け入れられていた歌が、子供からお年寄りまで音楽を普段聞かないような方々にますます強力にアピールする歌へと変遷している。地方や普段ライブの行われないような場所で地域住民を前にして歌った後の客席の号泣と熱狂がすべてを物語っている。本人は、これからも呼ばれるがままに場所を問わず、全国どこへでも足を運び、歌い続けていく所存である。 

酒井俊オフィシャルページ
http://www.sol.dti.ne.jp/~s-shun/


今堀恒雄 (いまほり つねお)

12才でギターを手にし、ブリティッシュトラッドに傾倒、 その後、佐藤允彦氏,加古隆氏らに音楽理論を師事。1986年自己のバンド「ティポグラフィカ」を結成。1989年、アフリカツアーで民族性から生まれるリズムの「訛り」に触れ、自身にも特有の言い回しがあることを確信し「訛り・揺らぎ」を特徴とする独自の作曲法を確立する。1997年、同バンドを解散、ソロ活動に移行する。
今堀恒雄プロフィール写真
「訛ったリズム」…これが二十年来、形態を変えながらも一貫したテーマで、現在のバンド「unbeltipo(ウンベルティポ)」では、テンポや小節線という固定枠を、常に変化可能なものとして扱おうとし、変拍子・ポリリズムなどとは違う「グルーブ」の新しい概念を生み出そうとしている。

2ndアルバム「Joujoushka」('04)で誕生した伸縮するリズムはTrio(Dr佐野康夫,Bassナスノミツル)によるライブで研鑽を積まれ「Pheasantism」('07)でその経過が聞ける。またライブアルバム「LIVE 2006」('08)「LIVE 2007」('08)ではリアルタイムに伸縮する3人を感じる事が出来る。現在、次のアルバムの制作にとりかかっている。


 

 

 

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