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2009年4月25日(土)〜7月5日(日)

渡辺眸 写真展 旅の扉

 
天竺
蓮精
猿神
 
Tenjiku
Lotus
Monkey Planet
 
 
 

渡辺眸がライフワークとして長年撮り続けてきたインド・猿・蓮。
渡辺眸の『旅』をたどりながら、いつもと違う時の流れに身をゆだねる開放感をおたのしみください。

今回の展示と連動したイベントを開催します。
様々な角度からたどる渡辺眸の旅の軌跡。


『渡辺眸 ギャラリートーク with おおえまさのり』
2009年5月2日(土) 午後4時から (開場3時半)

『LIVE 'インドの夢'』
2009年6月7日(日) 午後4時から (開場3時半)
1部 小田切淳子(南インド古典舞踊)
2部 ダミアン原田(東西‘琴’各種 演奏)
 
         
         

渡辺眸 略歴

渡辺眸(わたなべ ひとみ)
東京都生まれ。明治大学、東京綜合写真専門学校卒業。
1968年、卒業時の制作展で「香具師の世界」を発表、その後も撮り続けて『アサヒグラフ』『写真映像』に作品が掲載される。同じ頃、ベトナム戦争や国際反戦デーなど若者たちのパワーみなぎる新宿の街や、全共闘ムーブメントの中心・バリケート封鎖された東京大安田講堂を内側から撮影、独自の視点で1970年前後の都市と人々の空気をフィルムに焼きつける。
1972年、アジア各国に旅立つ。あらゆるものが混在したまま受容されるインドやネパールの風土と文化に惹きつけられ、魂の源郷と感じてしばらく暮らす。以後、幾度かにわたって行き来を繰り返し、1983年、インド・ネパールでの魂の軌跡をまとめた写真集『天竺』を発表。
森羅万象あらゆる命あるものへのメッセージとしてスピリチュアル・ドキュメントを軸に写真にとりくみ続けている。対象に対して素のままの自分をさしだす渡辺眸の作品世界は、猿に対しては自身が猿になって撮っているかのようだと評された。
東京在住。

写真展 
1985年 『天竺』ツァイトフォトサロン(東京 日本橋)
1994年より 『猿年紀』巡回展 ツァイトフォトサロン、ガーディアン・ガーデン(銀座)、ぎゃらりートラックス(山梨)、湯布院美術館(大分)、ぎゃらりーississ(京都)
1995年 『水の呼吸 -Breath of Water 』 Egg Gallery(渋谷)
1997年より 『西方神話』巡回展 WTCミュージアム(大阪)、新宿コニカプラザ、札幌コニカ、ぎゃらりートラックス(山梨)
2001年より 『Lotos』巡回展 Egg Gallery(渋谷)、ぎゃらりーississ(京都)、聴潮閣(大分)、ギャラリー森呼吸(山梨)、花吹雪(伊豆)、ちめんかのや(東京)、他
2004年 『てつがくのさる』展 町家ぎゃらりーやまだ(京都)、小破美術館(伊勢市)
2007年 『全共闘の季節』展 銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン
2008年 『全共闘の季節』展 ぎゃらりーississ(京都)  『Lotos』展 町家ギャラリーやまだ(京都)

写真集
『天竺』(野草社.1983)
『モヒタの夢の旅』(偕成社.1986)
『猿年紀』(新潮社.1994)
『西方神話』(中央公論新社.1997)
CD-ROM写真集『西方神話』(デジタローグ.1998)
『ひらいて、Lotus』(出帆新社.2001)
『てつがくのさる』(出帆新社.2003)
『東大全共闘1968〜1969』(新潮社.2007)


パブリック・コレクション
東京都写真美術館、egg Gallery、ツァイトフォトサロン


 

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