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八ヶ岳の‘おらんうーたん’

2010 年 4 月 10 日 土曜日

八ヶ岳の‘おらんうーたん’をご存じでしょうか。

八ヶ岳の南麓は、陶芸・木工・ガラス・金工・染織ナドナド様々なジャンルのものづくり人や美術館・ギャラリーが集まっているという他の地域にはない特性を持ったエリアです。その特性を広くアピールして八ヶ岳エリアの新たな魅力を感じていただきたく集まったグループがおらんうーたんです。もちろん八ヶ岳にはオランウータンは居ません。マレー語で「森の人」を意味するオランウータン、八ヶ岳の自然の中で黙々と作品をつくる作家のイメージが、動物のオランウータンのようだから「おらんうーたん」と名付けました。
公式サイト http://yatsugatake-art-craft.jp/から引用

というわけで
おらんうーたんは、八ヶ岳で様々なものづくり、こころをはぐくむ空間にかかわる人々をゆるやかにたばねたネットワークの名前です。
当方もおらんうーたんの一人いや一匹として、この度ひらかれる「八ヶ岳アート&クラフト 春の展覧会 http://yatsugatake-art-craft.jp/haruten/ 」に参加しています。

まず4/24〜5/11に穴山和幸さんの器、そして5/13~6/1に金子仁香さんの絵と染めで、玄関とロビーの室礼をします。
鑑賞にも使用にも堪える作品のミニ展示。お二方の作品はともに、さりげなく空間にとけこみつつ、したたかに存在感を発揮するのでは?と楽しみにしています。
常設展、企画展とともにご注目ください。


「穴山和幸 展・陶器」
遊び心のあるかたち‘オブジェ’や、使い心地の良い器の数々。
岐阜県出身。第48回日本版画協会展、第49回日本版画協会展、第15回日本現代日本美術展出品。1991年、三鷹市に環工房設立。1997年より、八ヶ岳に工房移転。個展・グループ展等実施。また自宅工房、ギャラリーにて器の展示販売と陶芸教室を実施している。


「金子仁香 展 絵と染め」
‘季節のおくりもの’をテーマに・・・。
広島県生まれ。京都市立芸術大学日本画科卒。インド、ネパールに滞在。1982年より八ヶ岳に移住。農業・椎茸栽培・草木染め・フェルト・織り等・・・様々な創作活動を続けている。個展・グループ展多数。
1994年、ヒマヤランカレー&カフェ「ぼんてんや」をはじめる。バラマニア、植物おたくでもある。


黄いろい春

2010 年 4 月 4 日 日曜日

近所の園芸農家Kさんに、今年はじめての活け込みをしていただきました。

この辺りの野山で最初に春を告げる黄いろい花、ヒュウガミズキとサンシュユです。

のびやかな枝が見事です。

のびやかな枝が見事です。

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ヒュウガミズキ(日向水木) まだ蕾です。

ヒュウガミズキ(日向水木) まだ蕾です。

丸っこい小さな花が、一房ずつぶら下がるようにして咲きます。

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サンシュユ(山茱萸) 小さな花がたくさん集まっています。

サンシュユ(山茱萸) 小さな花がたくさん集まっています。

〈茱萸〉はグミのこと。秋にグミのような赤い実がなります。しかしグミではなくミズキ科です。

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春の息吹につつまれる八ヶ岳南麓の四月、どうぞお出かけください。

山の三月 東風吹いて

2010 年 3 月 20 日 土曜日

長いお休みをいただいていましたが、今日からフィリア美術館は新季開館いたしました。

今日の小淵沢は陽射したっぷり!うららかな陽気ですよ。
八ヶ岳南麓は日照時間が長いことでも知られています。
テラスからの眺めを写してみました。

kaikoma

甲斐駒です。すっかり遠のいて見えますね。

momi,ume

豊かな枝振りの樅と、満開の梅。

当記事の表題は、童謡「どこかで春が」の三番の歌詞からいただきました。

どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す

どこかで雲雀(ひばり)が鳴いている
どこかで芽の出る 音がする

山の三月 そよ風吹いて
どこかで春が 生まれてる

(作詞:百田宗治・作曲:草川信)

空気にも土にも樹木にも・・・ぞくぞくと春を感じる今日の気分にぴったりの歌です。
最近は「東風(こち)」の部分を「そよ風」と歌う場合の方が多いようですね。

*写真の景色は借景です。柵や看板などはありませんが、よそ様の「畑」ですので立ち入りはご遠慮くださいね。

  
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