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フロックス(花魁草)、などなど。

2012 年 8 月 25 日 土曜日

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、フロックス(花魁草)。北米原産の多年草です。

 

フロックス(花魁草)

フロックス(花魁草)

 

花魁草(おいらんそう)という名前の由来は、花の香りが白粉(おしろい)を思わせる、ということから。

ふんわりとした白い花、可憐ですね。

 

ススキ

ススキ

 

8月も後わずか、八ヶ岳南麓は秋の気配が満ちてきました。

風が軽く感じられます。

 

ブラックベリー

ブラックベリー

 

ペパーミントとスペアミント、ノラニンジン

ペパーミントとスペアミント、ノラニンジン

 

夏の光と秋の風につつまれて
テラスのベンチに坐っていると、「眠くなるんだけど、不思議な覚醒感がある」とおっしゃったお客様がおられました。

小林豊さんの旅の絵とともに、季節の花、風、光をゆっくり味わいにどうぞお出かけください。

 

小林豊さんのトーク・イベントを開催しました

2012 年 8 月 6 日 月曜日

8月4日(土)、小林豊さんといっしょに展示室をめぐり作品の解説をしていただく『アーティスト・ツアー』をいたしました。
絵本『とうさんとぼくと風のたび』(ポプラ社 2012)を中心に、作品の解説をしてくださいました。

 

小林豊さん 絵本『とうさんとぼくと風のたび』(ポプラ社 2012)の原画の前で

小林豊さん 絵本『とうさんとぼくと風のたび』(ポプラ社 2012)の原画の前で

 

小林さんは、日本のある地域の地形と、そこで営まれてきた人々の暮らし・伝承などを丹念に取材されたそうです。

そして絵本のなかで、
鉄道や高速道路、ビルや工場などの人間がつくった大きな構造物を取り払って、本来の地形をあらわにし、その中で古来から営まれてきた人々の暮らしを滋味深く描きだしています。

絵本を見ている時に、ときどき現われる不思議な感じは、小林さんが現在よりも少し「風通しを良くした」景色と様々な「祈りのかたち」を、昔と今の私たちの暮らしぶりと混ぜ合わせながら描いているからですね。

最後に「ぼくは自然が大好き!ってわけでもないんだよね、人間が好きなんだよね、こわいんだけどね」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

テラスから眺めた甲斐駒ヶ岳と青空 8/5現在、小林豊さんご滞在中晴天率100%です

テラスから眺めた甲斐駒ヶ岳と青空 8/5現在、小林豊さんご滞在中晴天率100%です

 

小林豊さんは晴れ男?ご滞在中はずっと晴天続きです。(8/5現在)

 

小林豊さん、またお集まりくださいました皆さん、有難うございました。

 

 


『風をえがく 小林豊展 絵本原画と日本画』

風をえがく 小林豊展 絵本原画と日本画展示期間:2012年7月8日(日)~9月30日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時
休館日:水曜日
入館料:一般500円/小中学生300円
常設展示:ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク

(図版:絵本『とうさんとぼくと風のたび』(2012年 ポプラ社刊)より 表紙)


 

ベルガモットと西洋アジサイ

2012 年 7 月 22 日 日曜日

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、ベルガモットと西洋アジサイです。

 

ベルガモットと西洋アジサイ さわやかな白!

ベルガモットと西洋アジサイ さわやかな白!

 

ベルガモットは、シソ科のハーブで、タイマツソウ(松明草)とも呼ばれています。
花が咲いている様子が松明みたいに見える、ということですね。

香りは、アールグレイ・ティのようです。でも、アールグレイ・ティの香りは、ミカン科・常緑高木樹・柑橘類のベルガモットでつけられているそうですよ。名前もこの木からあやかったのですね。

 

西洋アジサイの一輪挿し 背景の絵は、小林豊『クチュクヤルチュン氏の庭 B』です

西洋アジサイの一輪挿し 背景の絵は、小林豊『クチュクヤルチュン氏の庭 B』です

 

八ヶ岳南麓は、元気な草花でいっぱいです。

 

美術館の庭で、今年最初のヤマユリの開花

美術館の庭で、今年最初のヤマユリの開花

 

雨の高原も素敵です。

『風をえがく 小林豊展 絵本原画と日本画』ぜひご覧になりにお出かけください!

  
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