八ヶ岳南麓は
日ごとに秋めいてきました。
玄関脇の小さな庭の、小さな秋をご紹介します。
シラカバの木の下に、ホトトギスがにぎやかに咲いています。
小さな株を植えてから10年ほどが経ち、種がこぼれて、あちこちに増えました。
種で増えたといえばノラニンジン。この庭に集うおなじみさんです。
蒔いたり、植えたりした覚えはないけれど、数年前からお目見えのサンショウ。
今年はたくさんの可愛い実を結びました。
思いがけないところから顔を出しアッと言う間に大きくなるヤマウド。
小さな白い花は、翡翠色の実になり、濃厚な紫へ・・・。
春から夏に咲くヤマボウシの白い花は、サクランボみたいな赤い実になります。
玄関の脇で、最初に皆さまをお迎えするミナヅキ。
ときどき「アジサイですか?」とお尋ねいただきますが、ウツギの仲間です。
夏真っ盛りに白く咲いた花が、ほんのり紅く染まってきました。
ミナヅキの木の下にあらわれた真っ赤な傘のキノコ!
お名前は何とおっしゃるのでしょう???
開催中の企画展『鈴木まもる 絵本原画展』とともに、
さわやかな高原の秋をお楽しみください!
会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。