‘渡辺隆次’ タグのついている投稿

  
 < 1 2 3 4 5 6 7 >

ミナヅキとヤマウド

2013 年 10 月 6 日 日曜日

 

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、ミナヅキとヤマウドにワレモコウをあしらいました。

 

『夢を見る博士』に寄りそう秋色の活け込み

『夢を見る博士』に寄りそう秋色の活け込み

 

玄関を入って正面、受付の横に飾っています。

少し高めの位置に展示した『夢を見る博士』(1979年 型染版画 渡辺禎雄)に調和する深い色あい。素敵です。

 

ミナヅキ

ミナヅキ

 

八ヶ岳南麓の秋の深まりが
少しずつ変化する草花の色あいに、しみじみ感じられます。

 

ヤマウド

ヤマウド

 

 

 

この他に、
名残のダリヤや香しいキンモクセイも、飾りました。

 

ダリア

ダリア

 

キンモクセイ

キンモクセイ

 

はじまったばかりの『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』をご覧になる前に
先ず
あざやかな色あい、かぐわしい香りなどなど、季節の草花がお出迎えいたします。

おたのしみに!

 


 

『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』

祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界
展示期間:2013年10月5日~12月24日
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:水曜日(臨時休館等についてはこちらでご確認ください)
入館料:一般500円/小中学生300円
常設展示:ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク

 


 

生誕百年を迎える渡辺禎雄。清らかな祈りにみちた作品世界をおたのしみください。

この他、収蔵作品の中から、渡辺隆次、四竈公子、西阪修の作品もご覧いただけます。

 


 

●会期中のイベント

 

『癒しのクラシックコンサート 塚谷水無子パイプオルガン&谷口洋介テノール』

日時:2013年10月20日(日) 午後3時~

 

『クリスマスコンサート 塚谷水無子パイプオルガン・ソロ』

日時:2013年12月15日(日) 午後3時~

 


 

フィリア美術館 2013年10月の予定

2013 年 9 月 25 日 水曜日

 

フィリア美術館の10月の予定をお知らせいたします。

 

■ 展示内容

  • 第1展示室 ・・・『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』
  • 第2展示室 ・・・ 常設展示 「ケーテ・コルヴィッツ」
  • 第3展示室 ・・・ 常設展示 「ミエチスラフ・コシチエルニアク」
  • 第4展示室 ・・・収蔵作品から 四竈公子 渡辺隆次 西阪修 等

 

『聴く』 1960年 型染版画 渡辺禎雄 (1913-1996)

『聴く』 1960年 型染版画 渡辺禎雄 (1913-1996)

 

■ イベント

 

■ 10月の休館日

  • 1日~4日、9日、16日、20日、23日、26日~28日、30日
    *10月20日は、コンサートにご参加されるお客様のみご入館いただけます。

 

■ 開館時間

  • 10:00~16:00

 

■ 入館料

  • 一般 ・・・ 500円
  • 小・中学生 ・・・ 300円

(入館料の割引についてはこちらをご覧ください)

 

山の幸

2013 年 9 月 17 日 火曜日

 

台風一過。

台風18号が去り、空気が入れかわったみたいです。
さわやかな秋晴れの空がひろがっています。

 

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

 

八ヶ岳南麓は、すっかり秋の風、秋の光が満ちています。

 

 

一週間ほど前、
なんとなく、そこここに小さな秋を感じはじめた頃、
玄関脇の庭のミナヅキの木の下で
真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

 

数日後・・・

 

白く粉がふいて様変わり

白く粉がふいて様変わり

 

そして
また秋晴れの今日、
玄関脇の庭のシラカバの木の下で
別の種類と思しき真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

紅葉した葉っぱのよう

紅葉した葉っぱのよう

 

はやくも紅葉した葉っぱかしら?と思ったら、キノコでした。

思いがけなく出会ったキノコたち。
こんな風に見つけられることもありますが、探そうとして「キノコ狩り」に出かけても、なかなか収穫できるものではありません。

以前、企画展でお世話になった仙人こと小林路子さんや、キノコの絵描き屋・渡辺隆次さんからうかがった
「狩人」たちの目の鋭さ・勘の良さは、簡単に身につけられるものではないようです。

 

更に、また
鳥の巣探しも同じことが言えそうです。
鈴木まもるさんと知り合ってから、わたしたちも庭や美術館の周囲のヤブなどに、その気になって目をむけますが、いまのところ見つけることはできていません。

鈴木まもるさんのご著書によると

(鳥の巣は)なにしろどこにあるかわからない。春など子育て中に探すなら親鳥が餌運びなどをしていて見つけやすいのだろうが、僕の場合、鳥の生活を脅かさないように秋から冬にかけてなので、まったく気配がない。海岸の砂浜で一粒の塩を見つけるようなものだ。
こんな場所にはこんな鳥の巣がある、という可能性はあっても確証はない。こちらが巣作りに良さそうな場所だと思っても、ないものはない。こんないい場所になぜ作らん、と自然に対して文句を言っても仕方がないのだ。 (『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

とのこと。

鈴木まもるさんの手足・目を通して、作品としてあらわれた「鳥の巣」。

野を越え山越え谷越えて、木から落っこち、がけではすべり、トゲに刺され……。聞くも涙、語るも涙、一つ一つに血と汗と涙が染みこんでいる・・・
(『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

ぜひ原画をご覧になりにお出かけください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
 < 1 2 3 4 5 6 7 >