会期半ばですが、『渡辺眸 写真展 旅の扉』展 の展示替えをしました。
「猿神」シリーズと「天竺」シリーズ(カラー)の配置がかわっています。
6月7日のイベント(南インド古典舞踊と古今東西様々な楽器をもちいたコンサート)の舞台設定として、背景となる壁面の色合いを抑えるためでもあり、「猿神」シリーズの点数を増やすためでもあります。
ちょっとしたことですが、展示の印象が随分かわりました。
上の写真は、玄関正面に展示している作品です。
会期半ばですが、『渡辺眸 写真展 旅の扉』展 の展示替えをしました。
「猿神」シリーズと「天竺」シリーズ(カラー)の配置がかわっています。
6月7日のイベント(南インド古典舞踊と古今東西様々な楽器をもちいたコンサート)の舞台設定として、背景となる壁面の色合いを抑えるためでもあり、「猿神」シリーズの点数を増やすためでもあります。
ちょっとしたことですが、展示の印象が随分かわりました。
上の写真は、玄関正面に展示している作品です。
本日の山梨日々新聞の文化欄に、おおえまさのりさんが『渡辺眸 写真展 旅の扉』展についてのエッセーを寄稿されています。すばらしい記事なので是非ご一読ください。記事の内容をここで紹介したいのですが・・・。実際に紙面を手にしていただければ幸いです。もちろんフィリア美術館でも掲示していますのでご覧いただけますよ。
『渡辺眸 写真展 旅の扉』は7月5日(日)まで開催しています。
本展に『旅の扉』と名づけたのは渡辺眸さんです。
5/2にひらかれたギャラリートークでは、本展の主要モチーフである1972年のインド・ネパールへの旅のお話をうかがいました。
あまりに心や体に染みわたっている事柄について言葉にするのは難しいとおっしゃる眸さん。お話ししていただいた様々なエピソードをすこし強引にまとめるなら、旅とは、ある日、ある所で、寝て、起きて、歩き、水をくみ、仲間に逢い、別れ、猿に出逢い、蓮に出逢い、永遠に出逢い続ける‘いま’を受け入れていく時間の連続。眸さんが彼の地で過ごした日々は、生と死、過去と未来、日常と非日常など対立している事柄の融合をもたらしました。東京で暮らしているたった今も、まさにその旅のつづきを生きていると言えましょう。
旅の途中、眸さんが自然体で出逢った厳かで清らかな野生の猿たちの写真を、ご覧ください。
『渡辺眸 写真展 旅の扉』
2009年4月25日(土)〜7月5日(日)