『鈴木まもる絵本原画展』は、本日9月23日で、いよいよ最終日を迎えます。
7月13日にはじまってから、70日間、長いようでいてアッと言う間に過ぎてしましました。
フィリア美術館の空間に、すっかりなじんで見える作品の数々・・・。お別れするのは寂しい・・・です。
名残を惜しんで、展示している作品の一部をクローズアップしてご紹介しましょう。
『ぼくの鳥の巣コレクション』鳥の巣がいっぱい!
編み物上手なキムネコヨウジャクの巣!お見事!
マミハウチワドリの巣には蓋があるのですって!
『いのちのふね』より。パイプオルガンに寄り添うように飾っています
『みんなあかちゃんだった』赤ちゃんを中心にパパもママもネコさんも楽しい毎日
!
『雪わたり』 キツネの紺三郎さんと子供たちの愉快な雪夜・・・。宮沢賢治のお話です
『だんろのまえで』様々ないのちが寄り添いあって温もりが生れる素敵なお話
『わたしおてつだいねこ』けなげなネコさんの活躍!?が楽しい!!
『黒ねこサンゴロウ』かっこいい!
美しい鳥と鳥の巣、素敵なキャラクターたちと、
本日午後5時まで、みなさんのお越しをお待ちしています。
『鈴木まもる絵本原画展』
会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も数点展示予定です。
鈴木 まもる(すずきまもる)
画家/絵本作家/鳥の巣研究家
1952年 東京生まれ。東京藝術大学工芸科中退。
絵本「ぼくの大きな木」(偕成社・鶴見正夫/文)で絵本作家としてデビュー。
1995年「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社・竹下文子/文)で赤い鳥さし絵
賞を受賞。
2006年「ぼくの鳥の巣絵日記」(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
絵本・童話のイラストは、これまでに150冊近い。その他、教科書、ポスター、
カレンダーなどの仕事がある。
1986年に伊豆半島に転居後、野山でみつけた鳥の巣の造形的魅力にとりつかれ、
独学で巣の研究と収集を始める。以来、収集した巣の数はおよそ230種、550個以上。