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『父さんの子育て絵日記・かおるちゃんがやってきた』がやってきた!

2013 年 8 月 11 日 日曜日

 

フィリア美術館の売店でかつてベストセラーをほこった本、鈴木まもるさんの『父さんの子育て絵日記Ⅰ・かおるちゃんがやってきた』『父さんの子育て絵日記Ⅱ・かおるちゃんと山の友だち』(1993年 婦人之友社)。

ただいま絶版のこの二冊について当ブログの記事でご紹介したところ、

な、なんと、心ある方が贈ってくださいました。

 

鈴木まもる著『父さんの子育て絵日記Ⅰ・かおるちゃんがやってきた』『父さんの子育て絵日記Ⅱ・かおるちゃんと山の友だち』(1993年 婦人之友社)

鈴木まもる著『父さんの子育て絵日記Ⅰ・かおるちゃんがやってきた』『父さんの子育て絵日記Ⅱ・かおるちゃんと山の友だち』(1993年 婦人之友社)

 

嬉しさと懐かしさで胸がいっぱいです。

この二冊は、鈴木まもるさんの作品に私たちが出会った最初の本なのです。

鈴木まもるさんが実際に、20数年前、ご長男の子育て中に書いていた「子育て日記」をもとに編まれましたが、

この「子育て日記」の実物も、特別にお借りして展示しています。

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本。

読みくらべると、熱中するあまり、時がたつのを忘れそう・・・。

 

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その1

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その1

 

 

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その2

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その2

 

 

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その3

ボールペンで書かれた「子育て日記」と、出版された本を並べてパチリ。 その3

 

鈴木さんの子育ての体験をもとに紡がれた絵本は、

その後、『みんなあかちゃんだった』 『あかちゃんたいそう』 『かおるとみんな・ときときとき』 『かおるとみんな・くりんくりん』(小峰書店)

『あなたがだいすき』(ポプラ社)などなど、たくさん出版されています。

 

『みんなあかちゃんだった』 『あかちゃんたいそう』  『かおるとみんな』(小峰書店)  『あなたがだいすき』(ポプラ社)

『みんなあかちゃんだった』 『あかちゃんたいそう』  『かおるとみんな』(小峰書店)  『あなたがだいすき』(ポプラ社)

 

鈴木さんの多様な絵本について

「子どものとき夢中で読んだ」「子育て中に慰められた」などなど、ご覧になる皆さんが「わたしの!鈴木まもるさんの本」について、感想を寄せてくださいますが、

鈴木さんの作品から、たくさんのご縁がつながって、日々、展覧会が充実していくような気がします。

 

この度、御本ををお贈りくださった方はじめ、お心を寄せてくださる皆様、本当に有難うございます!

これからまた
たくさんの皆さんと鈴木まもるさんの世界とが初めて出会う場としても、この展覧会が益々ひろがりますように。

 

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

展示中の作品は、売店でも取り扱っておりますので、ぜひお手元に!
いまならサイン本をお求めいただけますよ。

 

 

 

鈴木まもるさんの物語絵本

2013 年 8 月 3 日 土曜日

 

鈴木まもるさんは、たくさんの本を出版しておられます。
絵本や童話、挿絵などなど、150冊にも及ぶそうです。

 

詳しくは
鈴木まもる「鳥の巣研究所」ブックリスト
をご覧ください。

 

鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館・絵本の部屋
もあわせてどうぞ。

 

二階から第一展示室を見下ろして・・・

二階から第一展示室を見下ろして・・・

 

ただいま展示している作品は、「鳥の巣」関連の絵本原画が中心ですが、その他にも多様な作品を展示しています。

 

二階の展示室では、「物語」絵本の原画の展示です。

階段をのぼってすぐのギャラリーは、
『みんなあかちゃんだった』(小峰書店)と、『あなたがだいすき』(ポプラ社)

 

赤ちゃんと子育てのコーナー

赤ちゃんと子育てのコーナー

 

そして
扉を開けると・・・
なぜか冬が舞台の物語が展開します。

 

『だんろのまえで』(教育画劇)

『だんろのまえで』(教育画劇)

 

 

『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)

『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)

 

 

『だんろのまえで』(教育画劇)と、『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)です。

夏真っ盛り、いまの季節とは、全くそぐわない世界。
雪の日の物語です。

でも、
強い陽射しや蝉の声などなど体感する季節感とは関係なく、
この作品からもたらされる手ざわりやぬくもりを、皆さんにお届けしたかったので、あえて展示することに決めました。
鈴木まもるさんに「マニアックなセレクション」と言われつつ・・・。

 

『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社) 『わたしおてつだいねこ』(金の星社)  『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)

『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社) 『わたしおてつだいねこ』(金の星社)  『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)

 

このほか、
点数は少ないけれど、
『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社)
『わたしおてつだいねこ』(金の星社)
『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)も展示しています。

 

天井が高く広がりの大きい開放的な一階の展示室と違って、二階は狭く入り組んだ内省的な空間となっています。

静かに心の中にイメージを広げて、物語の世界に浸ってみてください。

 

 

 

ところで
鈴木まもるさんのブログの記事の中から、
薪ストーブに火をともすまでの作業の様子がつづられた記事を発見したので、『だんろのまえで』に因んでご紹介しますね。

 

薪ストーブ講座・1

薪ストーブ講座・2

「くらい部屋で、一人火をつけるこの瞬間が大好きなのです」とのこと。
わ、わたしもです!

ついでながら
フィリア美術館の暖炉に灯がともっている様子は、フィリア美術館ブログこちらと、こちらをご覧ください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

展示中の作品は、売店でも取り扱っておりますので、ぜひお手元に!
いまならサイン本をお求めいただけますよ。

 

 

ふしぎな鳥の巣

2013 年 8 月 2 日 金曜日

 

ご近所さんに、鳥の巣をいただきました。

 

ルネ・マグリット『アルンハイムの領地』を意識?して甲斐駒ヶ岳を背景にぱちり!

ルネ・マグリット『アルンハイムの領地』を意識?して甲斐駒ヶ岳を背景にぱちり!

 

何の鳥でしょうか?
枯葉や小枝のほか、ビニール紐と思しきもので出来ています。

 

小枝、枯葉、そしてビニール紐でできた鳥の巣

小枝、枯葉、そしてビニール紐でできた鳥の巣

 

もしかするとメジロかな?
小さい(直径約10cm)けれど、きっちりしっかり丈夫に出来ていますよ。

鈴木まもるさんが、初日のトークイベントで、例の鞄から取り出して見せてくれたものと似ている気がします。
また、展示中の『ぼくの鳥の巣コレクション』(岩崎書店 2000年)の原画と比べてみても、「それっぽく」思えます。

鳥の巣博士・鈴木まもるさんがご覧になったら、「これはあれだよ!」とすぐに教えていただけるかしら?

 

直径約10センチ 卵の殻の破片が見られます

直径約10センチ 卵の殻の破片が見られます

 

鈴木さんによると、八ヶ岳周辺の森は、野鳥の宝庫だそうです。
(ちなみに、以前、フィリア美術館の周囲で見かけたメジロさんの記事です)
巣立った後の巣を再利用したりしないそうなので、森やヤブの中で見つけたら、持ち帰って観察してみるのも楽しいですね。

もちろん営巣中はしずかに見守りましょう。

 

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
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