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展示替え ・・・ 鈴木まもる 絵本原画展 >>> 祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界

2013 年 9 月 24 日 火曜日

 

9月23日(月)で『鈴木まもる 絵本原画展』は終了いたしました。
ご来館いただきました皆さま、また開催にあたり、ご協力いただいた皆さま有難うございました。

フィリア美術館は10月4日(金)まで
展示替えのため休館させていただきます。

 

そして・・・
10月5日(土)からは
企画展『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』が始まります。
今年2013年で、生誕百年の節目の年を迎える渡辺禎雄の
清らかな祈りの世界を、ご覧ください。

 

また、
10月20日(日)午後3時から
『癒しのクラシックコンサート 谷口洋介 うた  &  塚谷水無子 オルガン』を開催いたします。
芸術の秋、行楽の秋、美しく色づいた八ヶ岳南麓へお出かけください。

『鈴木まもる絵本原画展』本日9月23日最終日です

2013 年 9 月 23 日 月曜日

 

『鈴木まもる絵本原画展』は、本日9月23日で、いよいよ最終日を迎えます。

7月13日にはじまってから、70日間、長いようでいてアッと言う間に過ぎてしましました。
フィリア美術館の空間に、すっかりなじんで見える作品の数々・・・。お別れするのは寂しい・・・です。

 

名残を惜しんで、展示している作品の一部をクローズアップしてご紹介しましょう。

 

『黒ねこサンゴロウ』かっこいい!

『ぼくの鳥の巣コレクション』鳥の巣がいっぱい!

 

編み物上手なキムネコヨウジャクの巣!お見事!

編み物上手なキムネコヨウジャクの巣!お見事!

 

マミハウチワドリの巣には蓋があるのですって!

マミハウチワドリの巣には蓋があるのですって!

 

『いのちのふね』より。パイプオルガンに寄り添うように飾っています

『いのちのふね』より。パイプオルガンに寄り添うように飾っています

 

『みんなあかちゃんだった』赤ちゃんを中心にパパもママもネコさんも楽しい毎日 !

『みんなあかちゃんだった』赤ちゃんを中心にパパもママもネコさんも楽しい毎日

 

『雪わたり』 キツネの紺三郎さんと子供たちの愉快な雪夜・・・。宮沢賢治のお話です

『雪わたり』 キツネの紺三郎さんと子供たちの愉快な雪夜・・・。宮沢賢治のお話です

 

『だんろのまえで』様々ないのちが寄り添いあって温もりが生れる素敵なお話

『だんろのまえで』様々ないのちが寄り添いあって温もりが生れる素敵なお話

 

『わたしおてつだいねこ』けなげなネコさんの活躍!?が楽しい!!

『わたしおてつだいねこ』けなげなネコさんの活躍!?が楽しい!!

 

『黒ねこサンゴロウ』かっこいい!

『黒ねこサンゴロウ』かっこいい!

 

美しい鳥と鳥の巣、素敵なキャラクターたちと、
本日午後5時まで、みなさんのお越しをお待ちしています。

 


『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も数点展示予定です。

 


 

鈴木 まもる(すずきまもる)

画家/絵本作家/鳥の巣研究家
1952年 東京生まれ。東京藝術大学工芸科中退。
絵本「ぼくの大きな木」(偕成社・鶴見正夫/文)で絵本作家としてデビュー。
1995年「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社・竹下文子/文)で赤い鳥さし絵
賞を受賞。
2006年「ぼくの鳥の巣絵日記」(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
絵本・童話のイラストは、これまでに150冊近い。その他、教科書、ポスター、
カレンダーなどの仕事がある。
1986年に伊豆半島に転居後、野山でみつけた鳥の巣の造形的魅力にとりつかれ、
独学で巣の研究と収集を始める。以来、収集した巣の数はおよそ230種、550個以上。

 


 

山の幸

2013 年 9 月 17 日 火曜日

 

台風一過。

台風18号が去り、空気が入れかわったみたいです。
さわやかな秋晴れの空がひろがっています。

 

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

 

八ヶ岳南麓は、すっかり秋の風、秋の光が満ちています。

 

 

一週間ほど前、
なんとなく、そこここに小さな秋を感じはじめた頃、
玄関脇の庭のミナヅキの木の下で
真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

 

数日後・・・

 

白く粉がふいて様変わり

白く粉がふいて様変わり

 

そして
また秋晴れの今日、
玄関脇の庭のシラカバの木の下で
別の種類と思しき真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

紅葉した葉っぱのよう

紅葉した葉っぱのよう

 

はやくも紅葉した葉っぱかしら?と思ったら、キノコでした。

思いがけなく出会ったキノコたち。
こんな風に見つけられることもありますが、探そうとして「キノコ狩り」に出かけても、なかなか収穫できるものではありません。

以前、企画展でお世話になった仙人こと小林路子さんや、キノコの絵描き屋・渡辺隆次さんからうかがった
「狩人」たちの目の鋭さ・勘の良さは、簡単に身につけられるものではないようです。

 

更に、また
鳥の巣探しも同じことが言えそうです。
鈴木まもるさんと知り合ってから、わたしたちも庭や美術館の周囲のヤブなどに、その気になって目をむけますが、いまのところ見つけることはできていません。

鈴木まもるさんのご著書によると

(鳥の巣は)なにしろどこにあるかわからない。春など子育て中に探すなら親鳥が餌運びなどをしていて見つけやすいのだろうが、僕の場合、鳥の生活を脅かさないように秋から冬にかけてなので、まったく気配がない。海岸の砂浜で一粒の塩を見つけるようなものだ。
こんな場所にはこんな鳥の巣がある、という可能性はあっても確証はない。こちらが巣作りに良さそうな場所だと思っても、ないものはない。こんないい場所になぜ作らん、と自然に対して文句を言っても仕方がないのだ。 (『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

とのこと。

鈴木まもるさんの手足・目を通して、作品としてあらわれた「鳥の巣」。

野を越え山越え谷越えて、木から落っこち、がけではすべり、トゲに刺され……。聞くも涙、語るも涙、一つ一つに血と汗と涙が染みこんでいる・・・
(『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

ぜひ原画をご覧になりにお出かけください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
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