八ヶ岳山麓のフィリア美術館にたたずむ
パイプオルガンはちょっとスペシャル。
お座席から演奏者の息遣いや演奏さばきが
伝わってくるからです。
パイプオルガニストは
ふたつの手鍵盤と
両足で操作する足鍵盤を
使い分け演奏します。
それから
オルガンストップ(音栓)というレバー様のものを
ひっぱったりひっこめたりして音色をつくります。
画家がパレットで絵具を混ぜるのと同じで、
演奏する楽器にぴったりの「作品」を探し
そしてその作品にお似合いの「色(音色)」を
コーディネートするのです。
だからパイプオルガンの演奏は
スタイリストみたいな仕事でもあります。
本日は日本を代表する若手実力派で
国内外でご活躍のテノール、
谷口洋介さんを
ゲストにお招きいたしました。
現代のパイプオルガンですから
教会音楽だけを演奏するのでは、
ちょっともったいない…。
パイプオルガンの音色、
美しい人の声の競演です。
どうぞ最後までお楽しみください。
ご挨拶にかえて
塚谷水無子
『癒しのクラシックコンサート 塚谷水無子パイプオルガン&谷口洋介テノール』
日時 : 10月20日(日) 開場:午後2時30分 開演:午後3時~
*途中休憩 茶菓あり
出演 : 谷口洋介 / テノール 塚谷水無子 / パイプオルガン
プログラム : G線上のアリア / 主よ、人の望みの喜びよ
/ オン・ブラ・マイ・フ / オー・ソレ・ミオ / 千の風になって
・・・他
*10月20日は、休館です。
コンサートにお申し込みいただいた方のみ、ご入館いただけます。
『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』
展示期間:2013年10月5日~12月24日
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:水曜日(臨時休館等についてはこちらでご確認ください)
入館料:一般500円/小中学生300円
常設展示:ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品からのセレクト展示:渡辺隆次/四竈公子/西阪修