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2016年9月の活け込み その3

2016 年 10 月 6 日 木曜日

園芸家Kさんによる活け込みを、9月分まとめてご紹介しています。

第3週目の活け込みは、ノリウツギ、ヤマウド、ヤマゴボウです。

 

ノリウツギ、ヤマウド、ヤマゴボウ

ノリウツギ、ヤマウド、ヤマゴボウ

 

個性的な枝振りを味わい深いアレンジにまとめていただきました

個性的な枝振りを味わい深いアレンジにまとめていただきました

 

ヤマウドもヤマゴボウも、次々熟れてぽろぽろ落ちます

ヤマウドもヤマゴボウも、次々熟れてぽろぽろ落ちます

 

今年の9月は、晴れ間はほんの少し。台風が続いて長雨となりました。
八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が見える日もわずかでしたね。

 

2016年9月の活け込みのご紹介、おしまいです。
10月もお楽しみに!

 


 

『祈りの人 渡辺禎雄型 染版画の世界』

会期:10月8日(土)~11月15日(火)
休館日:水曜日、木曜日
開館時間:午前10時~午後4時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ケーテ・コルヴィッツ、ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
瀬辺佳子、結城光司、宇梶静江、男鹿和雄、吉永小百合

 


 

初冬の候

2013 年 12 月 22 日 日曜日

 

先日、雪が降りました(2013年12月18日)。
フィリア美術館の周囲は15㎝くらいの積雪です。

喫茶室の窓から顔だけ出してパチリ!(無精ですね!)
雪をいただいた甲斐駒ヶ岳と雪野原をカメラにおさめました。

 

甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳

 

今にして思えば、降りしきる様子を撮影すれば良かったのですが・・・
当日は雪かきやスノータイヤの用意などなど、大わらわでうっかり忘れてしまいました・・・。

 

凛々しい!

凛々しい!

 

寒い日が続きますが、空気は澄んで清らかです。

八ヶ岳南麓の積雪量は、例年、あまり多くありません。
基本的に晴天率が高く、風が強い季候です。
ただ、今季は雪が多いかも知れないとのこと・・・。
心配ですね。

雪景色は窓から眺めているに限ります。

 

暖炉に灯をともしました。

暖炉に灯をともしました。

 

きょうは暖炉に灯をともしました。

 

鈴木まもるさんの絵本。ささやかなぬくもりがしみじみ嬉しく感じられる物語

鈴木まもるさんの絵本。ささやかなぬくもりがしみじみ嬉しく感じられる物語

 

鈴木まもるさんの『だんろのまえで』のように
ほっと一息、おだやかな温もりを感じていただければ幸いです。

 

フィリア美術館の今季の開館は12月24日までです。


 

『祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界』

展示期間:2013年10月5日~12月24日
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:水曜日(臨時休館等についてはこちらでご確認ください)
入館料:一般500円/小中学生300円
常設展示:ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品からのセレクト展示:渡辺隆次/四竈公子/西阪修

 


 

山の幸

2013 年 9 月 17 日 火曜日

 

台風一過。

台風18号が去り、空気が入れかわったみたいです。
さわやかな秋晴れの空がひろがっています。

 

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

 

八ヶ岳南麓は、すっかり秋の風、秋の光が満ちています。

 

 

一週間ほど前、
なんとなく、そこここに小さな秋を感じはじめた頃、
玄関脇の庭のミナヅキの木の下で
真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

 

数日後・・・

 

白く粉がふいて様変わり

白く粉がふいて様変わり

 

そして
また秋晴れの今日、
玄関脇の庭のシラカバの木の下で
別の種類と思しき真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

紅葉した葉っぱのよう

紅葉した葉っぱのよう

 

はやくも紅葉した葉っぱかしら?と思ったら、キノコでした。

思いがけなく出会ったキノコたち。
こんな風に見つけられることもありますが、探そうとして「キノコ狩り」に出かけても、なかなか収穫できるものではありません。

以前、企画展でお世話になった仙人こと小林路子さんや、キノコの絵描き屋・渡辺隆次さんからうかがった
「狩人」たちの目の鋭さ・勘の良さは、簡単に身につけられるものではないようです。

 

更に、また
鳥の巣探しも同じことが言えそうです。
鈴木まもるさんと知り合ってから、わたしたちも庭や美術館の周囲のヤブなどに、その気になって目をむけますが、いまのところ見つけることはできていません。

鈴木まもるさんのご著書によると

(鳥の巣は)なにしろどこにあるかわからない。春など子育て中に探すなら親鳥が餌運びなどをしていて見つけやすいのだろうが、僕の場合、鳥の生活を脅かさないように秋から冬にかけてなので、まったく気配がない。海岸の砂浜で一粒の塩を見つけるようなものだ。
こんな場所にはこんな鳥の巣がある、という可能性はあっても確証はない。こちらが巣作りに良さそうな場所だと思っても、ないものはない。こんないい場所になぜ作らん、と自然に対して文句を言っても仕方がないのだ。 (『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

とのこと。

鈴木まもるさんの手足・目を通して、作品としてあらわれた「鳥の巣」。

野を越え山越え谷越えて、木から落っこち、がけではすべり、トゲに刺され……。聞くも涙、語るも涙、一つ一つに血と汗と涙が染みこんでいる・・・
(『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

ぜひ原画をご覧になりにお出かけください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
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