フィリア美術館の8月の予定をお知らせいたします。
■ 展示内容
- 第1展示室 ・・・ 「鈴木まもる 絵本原画展」
- 第2展示室 ・・・ 常設展示 「ケーテ・コルヴィッツ」
- 第3展示室 ・・・ 常設展示 「ミエチスラフ・コシチエルニアク」
- 第4展示室 ・・・ 「鈴木まもる 絵本原画展」
■ 8月の休館日
- 7日、14日、21日、28日
■ 開館時間
- 9:30~17:00
■ 入館料
- 一般 ・・・ 500円
- 小・中学生 ・・・ 300円
フィリア美術館の8月の予定をお知らせいたします。
■ 展示内容
■ 8月の休館日
■ 開館時間
■ 入館料
鈴木まもるさんは、たくさんの本を出版しておられます。
絵本や童話、挿絵などなど、150冊にも及ぶそうです。
詳しくは
鈴木まもる「鳥の巣研究所」ブックリスト
をご覧ください。
鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館・絵本の部屋
もあわせてどうぞ。
わたしたちが初めて鈴木まもるさんの作品に出会ったのは、
1993年に婦人之友社から出版された『父さんの子育て絵日記・かおるちゃんがやってきた』『父さんの子育て絵日記・かおるちゃんと山の友だち』でした。
婦人之友社とのご縁で、刊行当初からフィリア美術館の売店で扱わせていただいたのです。
かおるちゃんが可愛くて、山のくらしが楽しくて、たくさんの皆さんにオススメしていました。
残念ながら、現在この本は絶版になっていますが、一人でも多くの方にお届けしたくて、気がついてみればわたしたちの手元には一冊も残っていないのでした―。
そんなわけで、長いこと、フィリア美術館のスタッフの間では、鈴木まもるさんと言えば「赤ちゃんの人」として定着していました。
しかし
一昨年、『森のきのこ展 -小林路子・美しい菌類画の世界-』(2011年7月16日~9月25日)開催の際に、お世話になったハッピーオウル社の編集者から、
鈴木まもるさんと言えば、と言っても、ひとつに決められないほど多方面に活躍されていていて、最近は「鳥の巣の人」として有名であると教えていただいたのでした。
そして
鈴木さんのお仕事を書籍でたどってみると・・・、
ほんとうに多彩で素晴らしい作品が数々あることあること!
すっかりとりこになって講演会を聴きに行き、お手紙を書き・・・、今回の展覧会の企画が進行したのでした。
ただいま展示している作品は、「鳥の巣」が中心ですが、「赤ちゃん」「子育て」関連の絵本の原画もあります。
『みんなあかちゃんだった』 『あかちゃんたいそう』 『かおるとみんな・ときときとき』 『かおるとみんな・くりんくりん』(小峰書店)
『あなたがだいすき』(ポプラ社)
です。
また、鈴木まもるさんが実際に、20数年前、ご長男の子育て中に書かれていた「子育て日記」も特別にお借りして展示しています。
かおるくんの可愛いしぐさ、いたずらっこぶり等等、動物たちとのふれあいや晩ご飯のおかずメモも書かれていたりします。
ロビーの小さな展示ケースの中も忘れずにご覧ください!
会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。
展示中の作品は、売店でも取り扱っておりますので、ぜひお手元に!
いまならサイン本をお求めいただけますよ。
鈴木まもるさんから、素敵な素敵な贈り物がとどきました。
『鈴木まもる 絵本原画展』初日7月13日(土)に開催した
塚谷水無子さん演奏によるパイプオルガンのミニコンサートのスケッチを、彩色・額装してくださったのです。
塚谷水無子さんが演奏している間中、ずっと筆をはしらせていた鈴木まもるさん!
パイプオルガンの譜面台に飾っています。
ぜひご覧になりにいらしてください!
会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。
鈴木 まもる(すずきまもる)
画家/絵本作家/鳥の巣研究家
1952年 東京生まれ。東京藝術大学工芸科中退。
絵本「ぼくの大きな木」(偕成社・鶴見正夫/文)で絵本作家としてデビュー。
1995年「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社・竹下文子/文)で赤い鳥さし絵
賞を受賞。
2006年「ぼくの鳥の巣絵日記」(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
絵本・童話のイラストは、これまでに150冊近い。その他、教科書、ポスター、
カレンダーなどの仕事がある。
1986年に伊豆半島に転居後、野山でみつけた鳥の巣の造形的魅力にとりつかれ、
独学で巣の研究と収集を始める。以来、収集した巣の数はおよそ230種、550個以上。
塚谷水無子(つかたに・みなこ)
パイプオルガニスト
東京芸術大学楽理科卒業後オランダへ。アムステルダム音楽院、デンハ-グ王立 音楽院修士課程を首席で卒業。オランダ政府留学生としてリヨン国立高等音楽院 にて研修。歴史的オルガン奏法と即興演奏の研鑽を積む。在学中よりロイヤル・ コンセルトヘボウ、ヨーロッパ各地のフェスティバルに多数出演。委嘱作品の世界初演から作・編曲、ジブリメドレーまでそのジャンルは多岐にわたる。青島広志とのトーク・コンサートや、オルガン普及活動も精力的に手がけ、国内外の新聞雑誌インタビュー多数。小淵沢・フィリア美術館音楽監督。日本人初のパイプ オルガンによる録音のCD《ゴルトベルク変奏曲》(Pooh’s Hoop)が新聞・雑誌で絶賛。CDは《聖なるパイプオ ルガン》《愛と祈りのパイプオルガン》《癒しのパイプオルガン》(以上、キングレコード)ほか。
公式サイト http://www.minakotsukatani.net/
鈴木まもるさんのブログ『草刈り薪割り日記』もチェック!
手彩色版画 http://blog.livedoor.jp/nestlabo4848/archives/29954177.html
ミニコンサートの様子 フィリア美術館ブログの記事
鈴木まもるギャラリートーク&塚谷水無子パイプオルガンミニコンサート http://www.philia-museum.jp/blog/2013/0713/1446.html
塚谷水無子 パイプオルガン ミニコンサート 鳥の歌♪ http://www.philia-museum.jp/blog/2013/0714/1449.html