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2013 年 8 月 10 日

タンジーとワレモコウ

 

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みはタンジーとワレモコウです。

 

タンジーとワレモコウにユキヤナギの葉っぱをあしらいました

タンジーとワレモコウにユキヤナギの葉っぱをあしらいました

 

八ヶ岳南麓は暑い日が続いて乾燥気味。
植物がしおれがちです。

 

タンジーのあざやかな黄色とワレモコウの濃い赤紫色

タンジーのあざやかな黄色とワレモコウの濃い赤紫色

 

ワレモコウは、うどんこ病になりやすいそう。
また、若い芽は鹿たちの大好物。
畑に柵をこしらえるなど工夫をしているけれど、森の中にあるKさんの畑は、旺盛な食欲の鹿たちの跳躍力にかなうほど囲いきれないそうです。

それで
とにかくKさんは、病気や獣害に負けないように、たくさんの株を育てているのですって。

 

タンジーもワレモコウも、まあるくて、ぎゅっとした小さな花です

タンジーもワレモコウも、まあるくて、ぎゅっとした小さな花です

 

 

いつも、 野の花を森で摘んできたように何気なく、そして見事に美しい景色をつくってくださるKさんの活け込み。

展示鑑賞とあわせて、ぜひお楽しみください。

 

 

 

2013 年 8 月 3 日

鈴木まもるさんの物語絵本

 

鈴木まもるさんは、たくさんの本を出版しておられます。
絵本や童話、挿絵などなど、150冊にも及ぶそうです。

 

詳しくは
鈴木まもる「鳥の巣研究所」ブックリスト
をご覧ください。

 

鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館・絵本の部屋
もあわせてどうぞ。

 

二階から第一展示室を見下ろして・・・

二階から第一展示室を見下ろして・・・

 

ただいま展示している作品は、「鳥の巣」関連の絵本原画が中心ですが、その他にも多様な作品を展示しています。

 

二階の展示室では、「物語」絵本の原画の展示です。

階段をのぼってすぐのギャラリーは、
『みんなあかちゃんだった』(小峰書店)と、『あなたがだいすき』(ポプラ社)

 

赤ちゃんと子育てのコーナー

赤ちゃんと子育てのコーナー

 

そして
扉を開けると・・・
なぜか冬が舞台の物語が展開します。

 

『だんろのまえで』(教育画劇)

『だんろのまえで』(教育画劇)

 

 

『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)

『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)

 

 

『だんろのまえで』(教育画劇)と、『雪わたり』(文:宮沢賢治 講談社)です。

夏真っ盛り、いまの季節とは、全くそぐわない世界。
雪の日の物語です。

でも、
強い陽射しや蝉の声などなど体感する季節感とは関係なく、
この作品からもたらされる手ざわりやぬくもりを、皆さんにお届けしたかったので、あえて展示することに決めました。
鈴木まもるさんに「マニアックなセレクション」と言われつつ・・・。

 

『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社) 『わたしおてつだいねこ』(金の星社)  『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)

『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社) 『わたしおてつだいねこ』(金の星社)  『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)

 

このほか、
点数は少ないけれど、
『ちいさい いすの はなし』(ハッピーオウル社)
『わたしおてつだいねこ』(金の星社)
『黒ねこサンゴロウ』(偕成社)も展示しています。

 

天井が高く広がりの大きい開放的な一階の展示室と違って、二階は狭く入り組んだ内省的な空間となっています。

静かに心の中にイメージを広げて、物語の世界に浸ってみてください。

 

 

 

ところで
鈴木まもるさんのブログの記事の中から、
薪ストーブに火をともすまでの作業の様子がつづられた記事を発見したので、『だんろのまえで』に因んでご紹介しますね。

 

薪ストーブ講座・1

薪ストーブ講座・2

「くらい部屋で、一人火をつけるこの瞬間が大好きなのです」とのこと。
わ、わたしもです!

ついでながら
フィリア美術館の暖炉に灯がともっている様子は、フィリア美術館ブログこちらと、こちらをご覧ください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

展示中の作品は、売店でも取り扱っておりますので、ぜひお手元に!
いまならサイン本をお求めいただけますよ。

 

 

2013 年 8 月 2 日

ふしぎな鳥の巣

 

ご近所さんに、鳥の巣をいただきました。

 

ルネ・マグリット『アルンハイムの領地』を意識?して甲斐駒ヶ岳を背景にぱちり!

ルネ・マグリット『アルンハイムの領地』を意識?して甲斐駒ヶ岳を背景にぱちり!

 

何の鳥でしょうか?
枯葉や小枝のほか、ビニール紐と思しきもので出来ています。

 

小枝、枯葉、そしてビニール紐でできた鳥の巣

小枝、枯葉、そしてビニール紐でできた鳥の巣

 

もしかするとメジロかな?
小さい(直径約10cm)けれど、きっちりしっかり丈夫に出来ていますよ。

鈴木まもるさんが、初日のトークイベントで、例の鞄から取り出して見せてくれたものと似ている気がします。
また、展示中の『ぼくの鳥の巣コレクション』(岩崎書店 2000年)の原画と比べてみても、「それっぽく」思えます。

鳥の巣博士・鈴木まもるさんがご覧になったら、「これはあれだよ!」とすぐに教えていただけるかしら?

 

直径約10センチ 卵の殻の破片が見られます

直径約10センチ 卵の殻の破片が見られます

 

鈴木さんによると、八ヶ岳周辺の森は、野鳥の宝庫だそうです。
(ちなみに、以前、フィリア美術館の周囲で見かけたメジロさんの記事です)
巣立った後の巣を再利用したりしないそうなので、森やヤブの中で見つけたら、持ち帰って観察してみるのも楽しいですね。

もちろん営巣中はしずかに見守りましょう。

 

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
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