本日7月19日(土)から『ケーテ・コルヴィッツ展』がはじまりました。
数点ずつ常設で展示してきましたが、今回は
全収蔵作品(版画32点、ブロンズ彫刻1点)を公開いたします。
*一部、入れ替えての展示です
今年は戦後69年目、
そして平和を切望しながら終戦を待たずにケーテが亡くなってから69年目を迎えます。
ケーテが描きだした人びとの苦しみ喜び、真摯な眼差しを受けとめつつ
来年70年目を迎えることができますように
また
今まさに起きている戦争がおわりますように
祈りをこめて。
『祈る少女』銅板1892年 ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)
『ケーテ・コルヴィッツ展』
会期:7月19日(金)~9月30日(火)
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
ケーテ・コルヴィッツ(1867~1945)
東プロイセンのケーニヒスベルヒ(現在リトアニア共和国)生まれ。
20世紀前半のドイツを代表する版画家、彫刻家。
二度の大戦で息子と孫を失いながら苦悩と希望を描いた。
『ピエタ-死んだ息子をだく母』ブロンズ彫刻 1937-38年 ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)
連作『戦争』 木版 1921-23年 ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)
連作『農民戦争』 銅版 1902-08年 ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)
ぜひご覧ください。