プログラムの最後は今年もヘンデルの『ああ感謝せん』でした。
今仲さんの背後に展示されている作品は渡辺禎雄の『聴く』です。この作品に寄せて渡辺は
「この煩悩に満ちた世の中にあって、私は、天の声に耳を傾ける者でありたいと願っています。」と語ったそうです。
日々の祈りというと身勝手なお願いごとや嘆きになりがちですが、
クリスマスは、あらゆるいのちへの祝福と感謝の祈りを胸にむかえたいと思います。
2009年のフィリア美術館の営業は12月23日(水)までです。
プログラムの最後は今年もヘンデルの『ああ感謝せん』でした。
今仲さんの背後に展示されている作品は渡辺禎雄の『聴く』です。この作品に寄せて渡辺は
「この煩悩に満ちた世の中にあって、私は、天の声に耳を傾ける者でありたいと願っています。」と語ったそうです。
日々の祈りというと身勝手なお願いごとや嘆きになりがちですが、
クリスマスは、あらゆるいのちへの祝福と感謝の祈りを胸にむかえたいと思います。
2009年のフィリア美術館の営業は12月23日(水)までです。
クリスマスを祝う準備のシーズンですね。
きっと市街地では、はなやかな電飾が灯っているでしょうか。
フィリア美術館では、いつも玄関を彩ってくださるKさんが、今年は銀木犀を中心に活け込みをしてくださいました。
今夜7時からフィリア美術館では富士見高原教会(日本キリスト教団.長野県諏訪郡富士見町)主催のクリスマスコンサートが開かれます。
聖書を題材にした渡辺禎雄の作品にかこまれながら、今仲幸雄さんのバリトンの歌声と湯口依子さんによるパイプオルガンの演奏で、神への感謝と祝福を祈ります。年も押し迫ってあわただしい時節ではありますが、静かなひとときをお過ごしになりにどうぞお出かけください。
ご近所さんに食用のホオズキをいただきました。
漢字で「鬼灯」と書きますが(「酸漿」とも書くそうです。さておき)、たしかに野にあって実のついている様子は灯のように見えます。ホオズキの明かりを頼りに草原を行きかうものたちを想像してみるのはおもしろいかもしれませんね。
「召し上がれ」と言っていただいてから数週間が経ちますが、実を口に入れるためにこの美しい外の皮をやぶるのは躊躇われ、ずっと窓辺に飾っています。