‘雑記’ カテゴリーのアーカイブ

  
 < 1 .. 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 >

気まぐれな空模様です

2009 年 7 月 25 日 土曜日

今日の八ヶ岳南麓のお天気は曇り、なのですが
ときどき陽がさしたり雨が降ったりしています。午後から開催される「ホースショー」(馬のパレードや花火大会など)、無事に開催できると良いですね。

ヤマユリ

ヤマユリ 美術館の玄関脇

フィリア美術館の玄関脇の小さな森では、ヤマユリが強烈な芳香とともに存在感をはなっています。球根を植えた覚えはないのですが・・・。いつの間にかあちこちから顔を出すようになりました。
上の写真のヤマユリ。煉瓦の小径を塞ぐようにして生えてきていますが、ここを通りぬけるのには神経をつかいます。真っ赤な花粉が衣類についたら大変ですからね。

晴れの日の木陰はひっそりしていて、光に目が眩んでいるせいかよく見ようとしなければ目につきませんが、今日のように曇っているからこそ浮かび上がって見えてくる景色があるように思います。
美術館はお天気に関係なくご覧になれますが、さまざまな空模様、心模様で違った作品に感じられるかもしれませんね。

谷中安規展開催中
今日はギャラリートークです!

ウグイス

2009 年 6 月 25 日 木曜日

先週、メジロの記事の中で色のことに触れて、「うぐいす色」という色の認識にねじれが生じているらしい・・・と書きましたよね。
たとえば「うぐいす色」をキーワードに画像検索してみると、明るい緑色を指してうぐいす色と呼んでいる例が非常に多く見られます。しかし、本来のうぐいす色というのはこんな暗めの色なんだそうです。

うぐいす色

うぐいす色

さて実際のウグイスは本当にこんな暗い色をしているんでしょうか?
みなさんはウグイスを見たことありますか?
spacer

などと、少々わざとらしい前振りをするのは何故なのかと申しますと、ウグイスの写真が撮れてなんだかとっても嬉しいのでみなさんにもお見せいたしましょう、と、そういうわけでございまして・・・。

ホーホケキョと響く鳴き声は春先のイメージ。でも今の季節もときどき声が聞こえてくるんですよね。
先日、突然近くから聞こえてきたホーホケキョケキョケキョケキョの声に誘われて林の中に目をこらしてみると・・・おーっ、ウグイスみつけましたーっ。
声はすれども姿は見えず・・・ってよく言われますけど、今回は運が良かったのでしょう。近くの茂みでさえずる姿をじっくりと観察できました。

ウグイス発見

ウグイス発見

ウグイスが鳴く姿って面白いんですよねえ。下を向いて空気を思いっきり吸い込むように喉のあたりをプクゥーッとふくらませて「ホー・・・」、ためて、ためて、おもむろに背筋を伸ばして「ホケキョ!」。天に向かって高らかにさえずります。

プクゥーッ  ホー・・・

プクゥーッ  ホー・・・

ホケキョ!

ホケキョ!

ところで肝心の色はというと・・・
薄暗い茂みの中だったのでよくわかりませんでした。
ごめんなさい・・・

メジロ

2009 年 6 月 16 日 火曜日

美術館の玄関先に小鳥がやってきました。
リリリリ・・・と、虫の声と間違えそうなほど透明感のある優しい鳴き声が聞こえてきます。
ちょうど花の写真を撮っていたところだったので、すぐさまカメラを声のする方に向けてパシャリパシャリ。
撮れました!

きれいな声でさえずっています

きれいな声でさえずっています

玄関脇の白樺で

玄関脇の白樺で

隣にいた知り合いに「あれはウグイス?」と尋ねると、

「あれはメジロ。ほら、メジロっていうだけあって目の周りが白いでしょ。
うぐいす色ってたしかにああいう色だけど、本物のウグイスはもっと茶色いのよ。
そういえば、うぐいす餡やうぐいす餅もウグイスの色というよりメジロの色よね。
どうしてメジロの色がうぐいす色って呼ばれるのかなあ・・・?」

というわけで、うぐいす色について調べてみたら、なんだかややこしいというかまぎらわしいというか・・・

「うぐいす色ってどんな色?」と考えたときに、メジロのような明るめの緑色を思い浮かべる人が(我々を含め)大多数らしいんですが、正式な「うぐいす色」とはこんな暗めの色なんだそうです。

うぐいす色

うぐいす色

どうして色の認識にねじれが生じたのかについては諸説あるようなので、興味のある方は調べてみると面白いかも知れませんよ。

  
 < 1 .. 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 >