8月も半ばにさしかかりました。お盆ですね。
八ヶ岳に吹く風は、次の季節の気配を感じさせます。
先日ご紹介した活け込みの花。
いまはゆっくりと渇いて萎れています。
あざやかな緑色の葉っぱや花びらに、すすけた渋い何段階かの色合いのシミがついています。
花盛りをすぎましたが清らかな美しさを感じます。
もうすぐKさんが新しい花を持ってきてくださる時間です・・・。
8月も半ばにさしかかりました。お盆ですね。
八ヶ岳に吹く風は、次の季節の気配を感じさせます。
先日ご紹介した活け込みの花。
いまはゆっくりと渇いて萎れています。
あざやかな緑色の葉っぱや花びらに、すすけた渋い何段階かの色合いのシミがついています。
花盛りをすぎましたが清らかな美しさを感じます。
もうすぐKさんが新しい花を持ってきてくださる時間です・・・。
今週のKさんによる玄関の活け込みです。
白と緑でまとめました。
明日の「アーティスト・トーク」にあわせて、大坪美穂さんにお祝いのお花が届きました。
展示のイメージで花を選ばれたそうですよ。素敵です。
明日は近くの山梨県馬術競技場で「第32回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」(馬のパレードや花火大会など)が行われます。
花火の前に「大坪美穂 + 光田由里 アーティスト・トーク」ぜひ!
きのうは久しぶりに雨がふりました。
たっぷり水をふくんだせいか、緑の色が一昨日とは違って見えます。
いっしょに見る人によっても景色は変わることがありますよね。
先日、覚和歌子さんと丸尾めぐみさんとともに大坪美穂さんの「海界」につつまれたとき、なんだか光の濃淡がより切実にはかなく美しく感じられました。影の中に影、そして光・・・。
覚和歌子さんと丸尾めぐみさんは、肩書きのようなものをうまく説明できないほど、詩作朗読歌唱作曲編曲器楽演奏・・・さまざまに活躍されています。フィリア美術館では、そうした多岐にわたる活動の中でも‘ポエトリックオペラ’*2を、これまでに2回、開催しました。
「大坪美穂さんの作品『海界』には、こよりが7,000本つかわれています」という私の説明を、「会期中、何回言うのかな」「きっと7,000回くらい言うんじゃない」とおっしゃったお二人。わたしはお二人がつくる歌が日常のふとした瞬間に浮かんできて、口ずさむことがこれまでに7,000回以上あったように思います。『夕焼けは星空のはじまり』*3も『真夏の振り子』*4もそれぞれいつも同じ何か、でも少し違う何かをもたらします。
また親密な空間で直にお二人の歌にひたりたいです・・・。
*1覚和歌子さんのセカンドアルバム『カルミン』2枚組CDと、覚和歌子さん谷川俊太郎さん共同監督の写真映画『ヤーチャイカ』DVD。音楽は丸尾めぐみさんが担当しています。当館でも販売していますよ。
*2覚和歌子・丸尾めぐみによる、歌・朗読とピアノだけの、最小単位の音楽朗読劇団。
言葉と音楽の究極の融合型を目指す。 ケータイ時代にうってつけのコンパクトでポータブルなパフォーマンス・ユニット。
覚によるテキスト/構成は、朗読物語詩の発展型とも言える。(覚さんの公式サイトより)
*3 『カルミン』には12曲目に収録されています。映画「ヤーチャイカ」主題歌。
*4 覚和歌子さんのファーストアルバム『青空一号』(2004年.ソニー)と、
丸尾めぐみさんのファーストアルバム『Vibrastar~恒星奏振器』(2004年.ブルーシティレコード)に収録されています。
上條恒彦さん(『お母さんの写真』2003年.EMIミュージック・ジャパンに収録)のバージョンも素敵ですよ。
覚和歌子さんの公認公式ファンサイト http://kaku-wakako.com/top.php
丸尾めぐみさんの公式サイト http://maruomegumi.jp/