今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みはタンジーとワレモコウです。

タンジーとワレモコウにユキヤナギの葉っぱをあしらいました
八ヶ岳南麓は暑い日が続いて乾燥気味。
植物がしおれがちです。

タンジーのあざやかな黄色とワレモコウの濃い赤紫色
ワレモコウは、うどんこ病になりやすいそう。
また、若い芽は鹿たちの大好物。
畑に柵をこしらえるなど工夫をしているけれど、森の中にあるKさんの畑は、旺盛な食欲の鹿たちの跳躍力にかなうほど囲いきれないそうです。
それで
とにかくKさんは、病気や獣害に負けないように、たくさんの株を育てているのですって。

タンジーもワレモコウも、まあるくて、ぎゅっとした小さな花です
いつも、 野の花を森で摘んできたように何気なく、そして見事に美しい景色をつくってくださるKさんの活け込み。
展示鑑賞とあわせて、ぜひお楽しみください。