‘草花’ カテゴリーのアーカイブ

  
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庭の千草

2010 年 9 月 24 日 金曜日

今週の玄関の活け込みは、美術館の周辺の草花を集めてみました。

ミナヅキ、アベリア、クジャクソウ、シオン、シュウメイギク

ミナヅキ、アベリア、クジャクソウ、シオン、シュウメイギク

 

昨日今日の八ヶ岳南麓は秋を通り過ぎて、すっかり冬気分。雨と風、そして急激な気温の低下に、庭のほとんどの草花が萎れています。株分けや鉢上げ等々冬支度にとりかからなくては‥‥と思いつつ、唐突な季節の移り変わりに気持ちも体もなかなか追いつきません。
澄んだ秋空につつまれたら気分が変わるかな? ゆっくり秋を楽しみたいものです。
週末の天気予報に雨マークは夜間のみです。雨の後の空はきっと綺麗な筈!

いよいよ『大坪美穂展 海界2010』は9月26日(日)で最終日。 あたたかい上着をお持ちになって、ぜひお出かけください。

ホトトギス

2010 年 9 月 20 日 月曜日

八ヶ岳南麓はすっかり秋です。
玄関脇の小さな庭の木陰にホトトギスが次々に咲いています。

 

ホトトギス 紫

ホトトギス 紫

 

この花を見ていると松尾芭蕉の句を思い出します。

‘野を横に馬牽きむけよほととぎす(のをよこに うまひきむけよ ほととぎす)’ 芭蕉

ここで詠まれているのは野鳥のホトトギスですね。芭蕉は初夏の新緑の野(栃木県那須)に、ホトトギスの初啼きをきいて旅立ちの気持ちを新たにしているのであって、9月半ばの現在とは違った景色がこの句には展開しています。

しかし、ホトトギスの花が夏への「はなむけ」として咲いているのように思えてしまうからでしょうか。夏が旅立っていくのを見送る馬子の気分で、毎年暗唱します。

 

ホトトギス 白

ホトトギス 白

 

そっと咲く小さな秋の花。「紅葉の見頃はいつごろかしら?」なんて雑木の枝ぶりを見ながら歩くとうっかり踏んでしまいそうですが、足下の草花も見守ってくださいね。

アキヒマワリ

2010 年 9 月 11 日 土曜日

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みです。

アキヒマワリ?

アキヒマワリ?

いつも活け込みの作業をしながら、花の名前・その由来・特徴などを詳しく教えてくださるKさんですが、この黄色い花の名前はわからないのだそうです。20年くらい前に小さな苗を知人に譲ってもらったときに聞いた筈なんだけど・・・とのこと。勝手に‘アキヒマワリ’と呼んでいるのですって。

花は直径10センチ、背丈は2メートル。毎年この時季に咲きます。どなたかご存じありませんか?

  
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