‘草花’ カテゴリーのアーカイブ

  
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冬支度 -クリスマスの前に-

2011 年 12 月 15 日 木曜日

クリスマスまで後10日となりました。
このところ晴天が続いて陽ざしはたっぷりですが、風が強いので外へ出るのが億劫になりがちです・・・。
でもクリスマスを迎えるまでに樹木の始末をつけなくては!!というわけで建物周辺の落葉などを片付けました。
ウバユリの蒴果(種のおさまっている房)の清廉な美しさに励まされながら・・・。

ウバユリの蒴果 種を散らした後の殻

ウバユリの蒴果 種を散らした後の殻

今年の春、企画展示『宇梶静江 古布絵展』を記念して植えたウバユリ(ご近所さんが株を分けてくださいました)。
花の咲く様子も可憐で素敵でしたが、立ち枯れた様子も本当に美しいです。
西日を透かした殻は、キャンドルのようですね。

残念ながら花の様子を撮影した写真が見つかりませんでしたが、11月の初めの蒴果に種の詰まっている様子をご紹介しましょう。

ウバユリの蒴果 11月のはじめの状態

ウバユリの蒴果 11月のはじめの状態

 

ウバユリの蒴果 11月のはじめの状態 種がぎゅっと詰まっています

ウバユリの蒴果 11月のはじめの状態 種がぎゅっと詰まっています

ウバユリの種は、開花するまでに、少なくとも5年以上かかるそうです。
玄関の脇の小さな森に群生する日はいつのことでしょう・・・。

 

*宇梶さんの絵本『セミ神さまのお告げ』(福音館書店)には、扉絵にウバユリの花が、物語の最後のページに新芽が、それぞれ描かれています。凛々しくて美しい花の姿を先ずは絵本でご覧ください!そして来夏、もし、この株がまた花を咲かせてくれたなら、フィリア美術館の庭でもご覧いただけるかも!

雨の日の緑

2011 年 7 月 19 日 火曜日

台風6号が近づいています。雨脚が強くなってきました。
ここしばらく晴天が続いて乾ききっていた庭は潤っていきいきして見えます。

ヤマユリ

ヤマユリ

今年も、きのうから次々に咲きだしたヤマユリ。玄関脇のシラカバやナツツバキの木の下で強い芳香を放っています。
花の大きさもあって存在感は抜群ですね。

ヤマユリ 2

ヤマユリ 2

美術館の周囲は、庭というより森に近づけたくて、それぞれの植物のなりゆきに任せつつ管理しています。
野放図ですが大事にしていますので、足を踏み入れたりせずに煉瓦敷きの小径などから見守ってくださいね。

雨が続くと、またお日様が恋しくなるかな?
ほどよい潤いとなりますように。

春です!

2011 年 5 月 3 日 火曜日

今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、ナシとジューンベリーです。

ナシとジューンベリー

ナシとジューンベリー

去年の今ごろはジューンベリーとユキヤナギの組み合わせで活けていただいていますよ。→去年の記事

ナシの花. すこし青くさい匂いがします

ナシの花. すこし青くさい匂いがします

背景の黄色い布は、宇梶静江さんの作品です。
黒い文字のようなものは、‘イトッパ’というアイヌの家標です。

八ヶ岳南麓は、すっかり春です。
コブシもヤマザクラもきれいですよ。どうぞお出かけくださいね!

 

  
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