‘展覧会’ カテゴリーのアーカイブ

  
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ポンチカップ(小さいフクロウ) 〜宇梶静江さんの古布絵〜

2011 年 5 月 20 日 金曜日

先日、宇梶静江さんから小さな作品がいくつか、新たに届きました。

ポンチカップ(小さいフクロウ) その1

ポンチカップ(小さいフクロウ) その1

ポンチカップ(小さいフクロウ) その2

ポンチカップ(小さいフクロウ) その2

シマフクロウは四方八方に目が利くので、危険をいち早く察知する生き物として、アイヌの方々から敬われています。でも宇梶さんの絵本『シマフクロウとサケ』(福音館書店刊 2006)に登場するシマフクロウは、いたずらっぽくユーモラス!親しみ深い存在として描かれていますよ。

フクロウやサケ、セミなどなど、さまざまな動物をいきいきと描いた宇梶静江さんの古布絵展に、ぜひ出かけください。


宇梶静江 古布絵展

2011年 4月28日(木)〜6月26日(日)

9:30〜17:00
(最終日は15:00まで)

ひとはりひとはり いのちを描く‥‥。
アイヌの祈りと伝統に根ざした宇梶静江の刺繍の世界。


● 会期中のイベント ●

5月22日(日)
「アーティスト・トーク」
宇梶静江
午後2時〜
作品のことやアイヌのことなどなど、宇梶静江さんにお話しを伺います。
入館料のみでご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。

6月26日(日)
「あやなすひびき」
朗読:中尾幸世 笙:田島和枝

午後4時開場 午後4時半開演 全席自由席(茶菓あり)
前売券:3,500円 前売ペア券(お二人で):6,500円
当日券:3,800円


宇梶静江さんのお話し〜たくさんの多様な命とともに〜

2011 年 4 月 30 日 土曜日

『宇梶静江 古布絵展』の開幕を記念して、4月29日(金)‘昭和の日’、宇梶静江さんをお招きして小さな茶話会をいたしました。

宇梶静江さん

宇梶静江さん

先ずは「イランカラプテ」とアイヌ語の挨拶を教えていただきました。「イランカラプチテ」とは、「こんにちは」のことで、‘あなたの心にそっと触れさせてください’という意味だそうです。

参加者からの質問を受け付けながら、宇梶さんはアイヌのこと刺繍のことなどなど、たっぷりお話ししてくださいました。
なかでも「生きるということは、たくさんの命とともにあるということです。たとえば日々の食事において、米を食べればその命をいただいて、米とともに私は生きているということです。また、人と出会えばその思い出とともに生きているのです。一人の存在の中に様々な命が宿っているのです。」というお話しが印象に残りました。
終盤にはコタンコロカムイ(村の神 ふくろう)が登場するユーカラをうたってくださいましたが、きっと参加された方々それぞれの中で宇梶さんの美しい声は生きつづけていくことでしょう。

芽吹きのエネルギーに満ちた八ヶ岳南麓の春をたのしみつつ、宇梶静江さんの命の輝きあふれる作品をご覧になりにお出かけください。

「イヤイラケレ ( ありがとうございます)!」

『宇梶静江 古布絵展』はじまりました!

2011 年 4 月 29 日 金曜日

『宇梶静江 古布絵展』がはじまりました。

『宇梶静江 古布絵展』第一展示室の様子

『宇梶静江 古布絵展』第一展示室の様子

本日、4月29日(金)午後2時〜
宇梶静江さんを囲んでの交流会をいたします。
ささやかなお茶菓子をふるまいます。お気軽にご参加くださいませ。
入館料のみでご参加いただけます。

  
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