‘イベント’ カテゴリーのアーカイブ

  
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5月22日「宇梶静江 アーティスト・トーク」開催しました

2011 年 5 月 22 日 日曜日

うつくしい刺繍のほどこされたマダンプシ(ハチマキ)をしめ、ルウンペ(木綿衣)をまとってアイヌの正装で登場した宇梶さん。

宇梶静江さん。和やかにお客様の質問にお応えくださいました。

宇梶静江さん。和やかにお客様の質問にお応えくださいました。

前回の交流会にひきつづき、先ずは「イランカラプテ」とアイヌ語の挨拶からスタートしました。
「イランカラプチテ」とは、「こんにちは」のことで、‘あなたの心にそっと触れさせてください’という意味ですよ。

宇梶静江さんとお集まりのお客様。手話の同時通訳も。

宇梶静江さんとお集まりのお客様。手話の同時通訳も。

北海道の浦河(日高山脈のふもと)で生まれ、厳しい差別の中で育ち、上京して自立してからもアイヌであるという自身の境遇と向きあうことができなかったという宇梶さん。

アイヌとしての誇りは、社会運動を通して得られたこともあるけれど、本当に心から自由な気持ちになったのは、創作活動をはじめてから。

すべての「いのち」にはそれぞれに価値があるというアイヌの心を、これからも作品を通して伝えていきたいとのことでした。

激しい雨の降る中、沢山の皆さんにお集まりいただきました。お席がギュウギュウ窮屈になってしまいましたが、椅子の移動など、皆さんにご協力いただきつつ、無事に開催することが出来ました。「イヤイヤイケレ(ありがとうございます)!」

宇梶静江さんのお話し〜たくさんの多様な命とともに〜

2011 年 4 月 30 日 土曜日

『宇梶静江 古布絵展』の開幕を記念して、4月29日(金)‘昭和の日’、宇梶静江さんをお招きして小さな茶話会をいたしました。

宇梶静江さん

宇梶静江さん

先ずは「イランカラプテ」とアイヌ語の挨拶を教えていただきました。「イランカラプチテ」とは、「こんにちは」のことで、‘あなたの心にそっと触れさせてください’という意味だそうです。

参加者からの質問を受け付けながら、宇梶さんはアイヌのこと刺繍のことなどなど、たっぷりお話ししてくださいました。
なかでも「生きるということは、たくさんの命とともにあるということです。たとえば日々の食事において、米を食べればその命をいただいて、米とともに私は生きているということです。また、人と出会えばその思い出とともに生きているのです。一人の存在の中に様々な命が宿っているのです。」というお話しが印象に残りました。
終盤にはコタンコロカムイ(村の神 ふくろう)が登場するユーカラをうたってくださいましたが、きっと参加された方々それぞれの中で宇梶さんの美しい声は生きつづけていくことでしょう。

芽吹きのエネルギーに満ちた八ヶ岳南麓の春をたのしみつつ、宇梶静江さんの命の輝きあふれる作品をご覧になりにお出かけください。

「イヤイラケレ ( ありがとうございます)!」

『宇梶静江 古布絵展』はじまりました!

2011 年 4 月 29 日 金曜日

『宇梶静江 古布絵展』がはじまりました。

『宇梶静江 古布絵展』第一展示室の様子

『宇梶静江 古布絵展』第一展示室の様子

本日、4月29日(金)午後2時〜
宇梶静江さんを囲んでの交流会をいたします。
ささやかなお茶菓子をふるまいます。お気軽にご参加くださいませ。
入館料のみでご参加いただけます。

  
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