『結城幸司展』はじまりました。
森や海、
そして、熊や鹿や梟などなど、
たくさんの動物たちが登場するアイヌの神話と
結城さん独特の世界がひろがる木版画です。
「うららすいえ」とは…
先ず
「うらら」は
霞のこと。山に立ちこめる霧みたいなもののこと。
そして
「すいえ」は
揺れる、とか揺らすといった意味です。
ウララ(霞が)スイエ(ゆれて)エカムイシンタ(その神のゆりかごは)アトゥイトゥンナ(海に)エトゥヌン(岬から)パイエ(行くのだよ)
~アイヌの伝統曲より~
八ヶ岳南麓の小さな美術館で
結城さんの作品にかこまれたとき
どんなイメージが立ちのぼってくるでしょうか…
そしてそれぞれの暮らしにもどったとき、それはどんなふうに変化していくでしょうか…
素敵な何か、「ゆっくりゆれあらわれるもの」がありますように!
ぜひお出かけください。
『結城幸司展 うららすいえ ゆっくりゆれあらわれるもの』
会期:7月28日(金)~9月24日(日)
休館日:水曜日、木曜日 *8/8(火)と9/12(火)は休館いたします
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ケーテ・コルヴィッツ、ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
瀬辺佳子、宇梶静江、男鹿和雄、吉永小百合
タグ: アイヌ, カムイ, ケーテ・コルヴィッツ, コシチェルニアク, スタシス, パイプオルガン, ヨゼフ・ウィルコン, 企画展, 休館日, 宇梶静江, 彫刻, 森, 水彩, 熊, 版画, 結城幸司, 絵本, 鹿
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