今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、アイリッシュ・アイとパニカムとノラニンジンです。
アイリッシュ・アイは、北米原産の多年草ルドベキアの仲間です。
黄色い花びらと伸びやかな佇まいはヒマワリのようですね。
芯の部分の透きとおるような緑色がアイルランド人の瞳のようである、ということから名づけられたそうですよ。
夏の草花は元気いっぱい。まるで光を放っているように見えます。
今週の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、アイリッシュ・アイとパニカムとノラニンジンです。
アイリッシュ・アイは、北米原産の多年草ルドベキアの仲間です。
黄色い花びらと伸びやかな佇まいはヒマワリのようですね。
芯の部分の透きとおるような緑色がアイルランド人の瞳のようである、ということから名づけられたそうですよ。
夏の草花は元気いっぱい。まるで光を放っているように見えます。
8月4日(土)、小林豊さんといっしょに展示室をめぐり作品の解説をしていただく『アーティスト・ツアー』をいたしました。
絵本『とうさんとぼくと風のたび』(ポプラ社 2012)を中心に、作品の解説をしてくださいました。
小林さんは、日本のある地域の地形と、そこで営まれてきた人々の暮らし・伝承などを丹念に取材されたそうです。
そして絵本のなかで、
鉄道や高速道路、ビルや工場などの人間がつくった大きな構造物を取り払って、本来の地形をあらわにし、その中で古来から営まれてきた人々の暮らしを滋味深く描きだしています。
絵本を見ている時に、ときどき現われる不思議な感じは、小林さんが現在よりも少し「風通しを良くした」景色と様々な「祈りのかたち」を、昔と今の私たちの暮らしぶりと混ぜ合わせながら描いているからですね。
最後に「ぼくは自然が大好き!ってわけでもないんだよね、人間が好きなんだよね、こわいんだけどね」とおっしゃっていたのが印象的でした。
小林豊さんは晴れ男?ご滞在中はずっと晴天続きです。(8/5現在)
小林豊さん、またお集まりくださいました皆さん、有難うございました。
展示期間:2012年7月8日(日)~9月30日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時
休館日:水曜日
入館料:一般500円/小中学生300円
常設展示:ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク
(図版:絵本『とうさんとぼくと風のたび』(2012年 ポプラ社刊)より 表紙)