8月も半ばにさしかかりました。お盆ですね。
八ヶ岳に吹く風は、次の季節の気配を感じさせます。
先日ご紹介した活け込みの花。
いまはゆっくりと渇いて萎れています。
あざやかな緑色の葉っぱや花びらに、すすけた渋い何段階かの色合いのシミがついています。
花盛りをすぎましたが清らかな美しさを感じます。
もうすぐKさんが新しい花を持ってきてくださる時間です・・・。
8月も半ばにさしかかりました。お盆ですね。
八ヶ岳に吹く風は、次の季節の気配を感じさせます。
先日ご紹介した活け込みの花。
いまはゆっくりと渇いて萎れています。
あざやかな緑色の葉っぱや花びらに、すすけた渋い何段階かの色合いのシミがついています。
花盛りをすぎましたが清らかな美しさを感じます。
もうすぐKさんが新しい花を持ってきてくださる時間です・・・。
8月7日のワークショップ「祈りのかたち」の後、特別なライブが開かれました。
大坪美穂さんの友人、高橋壌司さんと幸子さんによる即興演奏(石笛・土笛・石・太鼓など)です。
高橋さんは、作品が呼ぶ音をさがしてまっさらな気持ちで展示室に立ち、音楽を「つくらないように」心がけたそうです。
高橋壌司さんは本展初日以来の来館でしたが、再度見た『海界』は前回とまるで違った印象でとても驚いたそうです。
こよりの数が増えたように感じたとか。
大坪さんは「こよりは生きているのかしらね」とおっしゃいました。
会期も半ばにさしかかって、空間に作品が馴染んできたのでしょうか・・・。
『大坪美穂展 海界(うなさか)2010 -インスタレーションを中心に-』を記念して、ワーク・ショップ「祈りのかたち」を開催しました。ご参加くださった皆さん、またお手伝いくださった方々、有り難うございました。
大坪美穂さんの作品『silent voice』『黒いミルク』シリーズには、着古した衣類がもちいられています。
今回のワークショップでは、参加者に自分の古着や、想い出深い故人の縁の衣類などをお持ちいただきました。そして大坪さんの指導のもと、作品『silentvoice』の一部を構成する布玉をつくりました。
過ぎ去った時間や、亡くなられた方への想いを封じ込めるかのようにぐるぐると巻きつけられた衣類の断片。
様々な手から「祈りのかたち」がうまれていきます。
この日できあがった布玉は、それぞれの手で第三展示室に運ばれ『silent voice』の一部となりました。
とりいそぎご報告まで。