2010 年 5 月 30 日

ダイナミクス dynamics

今週の、Kさんによる玄関の活け込みです。

 西洋シャクナゲを中心に、コデマリとハコネウツギをあしらいました

西洋シャクナゲを中心に、コデマリとハコネウツギをあしらいました

鍵盤楽器の音がきこえてきそうですね。
雨のち晴れのち雨の今日のお天気も相まって
ショパンの『雨だれ Prelude op.28-15』とか、ね♪

シャクナゲの花はいくつかが寄りそいあい細長い葉っぱに囲まれています

活けたばかりの時(金曜日)は蕾でしたのに、次々に咲きはじめました。

タイトルのダイナミクス dynamicsは、音楽用語の強弱法のこと(フランス語だと二ュアンス nuanceですね。物理学用語はわかりません)。
シャクナゲからハコネウツギ、コデマリまで花の大きさは、だんだん強く!
クレッシェンド crescendoしていて、
色は、濃いピンクから、淡いピンク、そしてコデマリの白へとだんだん弱く!
デクレッシェンド decrescendo!
ピアノ piano とフォルテ forte をいったりきたり・・・。

ぽろりと落ちた一輪 キャンドルみたいですね

ぽろりと落ちた一輪 キャンドルみたいですね

今年はショパン生誕200年だそうですよ。

追記:久しぶりに音盤を聴いてみると、わたしの頭のなかで正しく『雨だれ』を鳴らせていなかったことを思い知らされました。いくつかの音がおろそかになってしまいます。なんどもなんども聴いて知っていると思っていましたのに。また、なんどもなんども聴いていこうと思います。

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カテゴリー: 草花