宍戸清孝 ギャラリートークを開催しました。
サービス精神旺盛な宍戸さんは、わたくしのつたない進行をフォローしつつテンション高くお話しくださいました。
写真の技術は独学でつちかわれたそうです。
作品の多くは真四角に切り取られたモノクローム写真ですが、
カラーに比べてモノクロームの方が、図像だけではなく被写体の背景や撮影者自身の思想をも映しだす力があり、
真四角の画面はストレートに意志を示すことができるとのこと。
シャッターを押す瞬間は無心。
素直な気持ちで対象に向かいあうことでお互いの心が写りこむのですね。
アメリカの日系人たちが戦渦において、生きるために様々な立場で様々な方法で戦った様子をありのままに一人一人浮き彫りにしていく宍戸さんのドキュメンタリーフォト。
出会いや対話がもたらす力、絆の素晴らしさも感じました。
宍戸さん、お越しくださった皆さん、本当にどうも有り難うございました。
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