八ヶ岳の‘おらんうーたん’をご存じでしょうか。
八ヶ岳の南麓は、陶芸・木工・ガラス・金工・染織ナドナド様々なジャンルのものづくり人や美術館・ギャラリーが集まっているという他の地域にはない特性を持ったエリアです。その特性を広くアピールして八ヶ岳エリアの新たな魅力を感じていただきたく集まったグループがおらんうーたんです。もちろん八ヶ岳にはオランウータンは居ません。マレー語で「森の人」を意味するオランウータン、八ヶ岳の自然の中で黙々と作品をつくる作家のイメージが、動物のオランウータンのようだから「おらんうーたん」と名付けました。
公式サイト http://yatsugatake-art-craft.jp/から引用
というわけで
おらんうーたんは、八ヶ岳で様々なものづくり、こころをはぐくむ空間にかかわる人々をゆるやかにたばねたネットワークの名前です。
当方もおらんうーたんの一人いや一匹として、この度ひらかれる「八ヶ岳アート&クラフト 春の展覧会 http://yatsugatake-art-craft.jp/haruten/ 」に参加しています。
まず4/24〜5/11に穴山和幸さんの器、そして5/13~6/1に金子仁香さんの絵と染めで、玄関とロビーの室礼をします。
鑑賞にも使用にも堪える作品のミニ展示。お二方の作品はともに、さりげなく空間にとけこみつつ、したたかに存在感を発揮するのでは?と楽しみにしています。
常設展、企画展とともにご注目ください。
「穴山和幸 展・陶器」
遊び心のあるかたち‘オブジェ’や、使い心地の良い器の数々。
岐阜県出身。第48回日本版画協会展、第49回日本版画協会展、第15回日本現代日本美術展出品。1991年、三鷹市に環工房設立。1997年より、八ヶ岳に工房移転。個展・グループ展等実施。また自宅工房、ギャラリーにて器の展示販売と陶芸教室を実施している。
「金子仁香 展 絵と染め」
‘季節のおくりもの’をテーマに・・・。
広島県生まれ。京都市立芸術大学日本画科卒。インド、ネパールに滞在。1982年より八ヶ岳に移住。農業・椎茸栽培・草木染め・フェルト・織り等・・・様々な創作活動を続けている。個展・グループ展多数。
1994年、ヒマヤランカレー&カフェ「ぼんてんや」をはじめる。バラマニア、植物おたくでもある。