本日の山梨日々新聞の文化欄に、おおえまさのりさんが『渡辺眸 写真展 旅の扉』展についてのエッセーを寄稿されています。すばらしい記事なので是非ご一読ください。記事の内容をここで紹介したいのですが・・・。実際に紙面を手にしていただければ幸いです。もちろんフィリア美術館でも掲示していますのでご覧いただけますよ。
『渡辺眸 写真展 旅の扉』は7月5日(日)まで開催しています。
本日の山梨日々新聞の文化欄に、おおえまさのりさんが『渡辺眸 写真展 旅の扉』展についてのエッセーを寄稿されています。すばらしい記事なので是非ご一読ください。記事の内容をここで紹介したいのですが・・・。実際に紙面を手にしていただければ幸いです。もちろんフィリア美術館でも掲示していますのでご覧いただけますよ。
『渡辺眸 写真展 旅の扉』は7月5日(日)まで開催しています。
フィリア美術館が建っている場所は、もともと牧草地として開墾された草原でした。
開館した1990年当時は、広々とした平野に建物がぽつんとある、といった感じでしたので、四季折々の花や緑をたのしみに建物の周囲に少しずついろいろな 木を植えてきました。植えたばかりの頃はひょろひょろとした印象だった白樺や夏椿は、いまや立派に根を張り枝も茂って、小さな森をつくっています。
この小さな小さな森に、いろんな生き物たちが集います。
今日は、その中からヒヨドリをご紹介します。
ヒーヨ! ヒーヨ! とひときわ目立つ鳴き声の持ち主で、一説によるとその鳴き声に由来してヒヨドリという名前がつけられたのだとか・・・(『山梨の野鳥』やまなし野鳥の会研究グループ 編:山梨日々新聞社より)。
色は全体に灰色を帯び、頬の褐色と頭頂部のぼさぼさした感じが目印(写真ではぼさぼさが目立っていませんが・・・)。体長は30㎝弱と大きめで、枝から飛び立つ様もバサバサッとなかなか派手なものです。
なんだか勇ましいと申しますか貪欲に飛び回っていますが、作物を荒らしたりするので農家での評判はあまりよろしくないようですね。
ちょうど繁殖期のいま、つがいでいるところをときどき見かけます。撮影時ももう一羽が近くにいたのですが、残念ながら写真におさめることはできませんでした。
朝からどんよりとしたお天気。お昼過ぎからは雨が降り出しました。
フィリア美術館は八ヶ岳南麓の中腹、標高1,000メートル弱のところにあります。
5月も半ばになったというのに今日の気温は10℃前後。重ね着でも肌寒いくらいなので、暖炉に火を灯すことにしました。
まず薪と焚きつけの小枝を組むことから始めるのですが、この薪のあしらい方次第で炎のまわり具合がぜんぜん違ってくるのです。
ある程度の隙間をとって薪を積むことが大切なのだと気づくまで、最初はなかなか上手に火を熾すことができませんでした。とにかく盛大に燃やしたくて薪をぎゅうぎゅうに詰めすぎてしまい、マッチを何本擦っても火が熾せず、ついムキになってマッチ一箱を使い切ってしまったこともあります。
館内のすみずみまでを暖めることはできませんが、炎の揺らぎにホッとぬくもりを感じていただけたら…と思っています。