雨が続きます。けっこう雨脚は強いのですが、空は全体に卵の殻のような明るさで、雲はそれほど厚くないようです。午前中の気温は16℃。やはりまだ少し寒いですね。
喫茶室の窓から見える草原*、その向こうの松林や雑木林の緑が、まさにみずみずしく鮮やかです。
雨の日はお出かけが億劫になってしまいますが、思いきって外に出てみると水をたっぷりふくんだ葉っぱの色がそれはそれは鮮やか! なんだか透きとおるような気持ちになります。
ここ一週間ほど蕾のまま思わせぶりだったバイカウツギが開花しているのを発見しました。そして足下には、少し前に満開だったコデマリ、ナンジャモンジャ、ハクウンボクの白い花びらが。
晴れた日の勇壮な甲斐駒や八ヶ岳などの遠景も素晴らしいですけれど、しっとりした緑につつまれた小さな世界にひたるのもなかなか心地良いものです。
*美術館の前(南側)の草原は他所様の畑ですので立ち入りはご遠慮くださいね。