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風をえがく 小林豊展 絵本原画と日本画
2012年7月8日(日)〜9月30日(日)
絵本『とうさんとぼくと風のたび』(2012年 ポプラ社刊)より 表紙

とうさんとぼくが、風をおいかけ時空を越えて旅する物語・絵本『とうさんとぼくと風のたび』の原画を中心に、『せかいいちうつくしいぼくの村』シリーズなど代表作からハイライトシーンをセレクト。
ダイナミックに地平線をえがいた風景画などの日本画も展示いたします。
 

プロフィール
小林 豊 (こばやし ゆたか)
1946年東京生まれ。日本画家。立教大学社会学部卒業後、イギリス留学中に画家を目指す。1979年日展初出品で入選。1983年上野の森美術館特別優秀賞受賞。1970年初めから80年代初めにかけて、中東やアジアのイスラム諸国をたびたび訪れる。その折の体験が作品制作の大きなテーマとなっており、異文化を温かく描いた作品は世界的に高い評価を受けている。世界を旅した経験を子供たちに届けたいとの思いから絵本を制作。『せかいいちうつくしいぼくの村』で第43回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞、『クラウディアのいのり』(村尾靖子・文)で第14回日本絵本賞読者賞受賞、また『ぼくの村にサーカスがきた』が第43回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定された。『せかいいちうつくしいぼくの村』と『ぼくは弟と歩いた』(岩崎書店)シリーズは、それぞれ小学4年生の国語の教科書に掲載。美しい絵とともにつむがれる物語は、子供から大人まで幅広く人気を集めている。

主な著書
『なぜ戦争はおわらないのか ―ぼくがアフガニスタンでみたこと―』『せかいいち美しいぼくの村』『ぼくの村にサーカスがきた』『まち ―ぼくたちのいちにち―』『せかいいちうつくしい村へかえる』『えほん ―北緯36度線―』『クラウディアの祈り』『とうさんとぼくと風のたび』 (ポプラ社) / 『さくらのまち』『ひつじみち』(佼成出版社) / 『人にはどれだけの土地がいるか』(いのちのことば社) 『タタはさばくのロバ』『はるふぶき』(童心社) / 『ぼくのチョパンドス』(光村教育図書) / 『ぼくは弟とあるいた』『ぼくの家から海がみえた』『ぼくと弟はあるきつづける』(岩崎書店) / 『おばあさんの馬(瀬戸内寂聴おはなし紙芝居)』(講談社) / 『ハナンのヒツジが生まれたよ』(小学館) など


小林豊 アーティスト・ツアー
 


『風をえがく 小林豊展 絵本原画と日本画

展示期間
2012年7月8日(日)〜9月30日(日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時
休館日
水曜日
入館料
一般500円/小中学生300円
常設展示
ケーテ・コルヴィッツ/ミエチスラフ・コシチエルニアク


会期中のイベント

● 7月7日(土) 開場:午後2時30分/開演:午後3時
プレオープンイベント 『東日本大震災復興支援プロジェクト チャリティ コンサート シリーズ@フィリア美術館 第三回 ホルヘ ガルシア マルティン ‘スペインの音楽と即興演奏’』
前売券2,000円(要予約)/当日券2,500円

● 8月4日(土) 午後2時30分
『小林豊 アーティスト・ツアー』
画家といっしょに展示室をめぐり、「創作の秘密」「絵本ができるまで」「旅について」などなどのお話をうかがいます。入館料のみでご参加いただけます。お気軽におでかけください。

● 9月6日〜9月21日
『PEACE CARD 2012』
参加型の展示です。入館料のみでご覧いただけます。

 

 


 

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