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2015年 春から初夏へ 活け込みまとめ・その1

2015 年 6 月 23 日 火曜日

 

5月から6月の玄関の活け込みをまとめてご紹介します。

 


 

5月第一週の園芸家Kさんによる活け込みは、メギ。
ここ数年、毎年お目見えです。

 

メギには鋭いトゲがあり、扱いが難しいそう

メギには鋭いトゲがあり、扱いが難しいそう

 

玄関を背にして、活け込み作業の様子をパチリ。
壁面の作品は『北国の晩夏(3)』(四竈公子 2013年 油彩)です。

 

渋い色合いの葉っぱと鮮やかな花色のコントラストが美しいメギ

渋い色合いの葉っぱと鮮やかな花色のコントラストが美しいメギ

 

渋い色合いの葉っぱと鮮やかな花色のコントラストが美しいですね。
でも、節々に鋭いトゲを隠しているので要注意です。

 


 

5月第三週の園芸家Kさんによる活け込みは、シャクナゲの花を中心にハコネウツギとコデマリをあしらいました。

 

シャクナゲの花を中心にハコネウツギやコデマリをあしらいました。壁面の作品は『北国の晩夏(3)』(四竈公子 2013年 油彩)です

シャクナゲの花を中心にハコネウツギやコデマリをあしらいました。 壁面の作品は『北国の晩夏(3)』(四竈公子 2013年 油彩)です

 

ぎゅっと固くつまったシャクナゲのつぼみ

ぎゅっと固くつまったシャクナゲのつぼみ

 

大きな一塊に見えたシャクナゲのつぼみは、つぎつぎにほどけて、十数個の花になりました。

 

壺の中で見事に咲きったシャクナゲ

壺の中で見事に咲きったシャクナゲ

 

添え花のハコネウツギやコデマリが萎れてしまっても、
シャクナゲは最後の一輪までみずみずしく元気!
咲ききるまで10日ほどでした。

 


 

2015年春から初夏の活け込みまとめ、つづきます。

 

バイカウツギ

2014 年 6 月 7 日 土曜日

 

ただいま玄関を彩っている園芸家Kさんによる活け込みは、バイカウツギです。
赤みをおびたホサキナナカマドの葉を添えました。

 

バイカウツギにホサキナナカマドの葉をあしらいました。『カリン』(渡辺隆次 アクリル等 1992年)とともに玄関を彩ります

バイカウツギにホサキナナカマドの葉をあしらいました。『カリン』(渡辺隆次 アクリル等 1992年)とともに玄関を彩ります

 

バイカウツギは、ほんのり梅に似た香りがします。

夏のような暑い日が続いた頃に枝を切ったのですが、その後、急に気温が下がったせいでしょうか。
活け込みしてから一週間ほどたった今も満開を保っています。

 

 

ところで
前回の活け込みのメギ
枯れかけていたのですが、その風情もおもしろく思えて放っていたところ、新芽があらわれました。

茶色の葉の間から、柔らかな緑が真っ直ぐに伸びています

茶色の葉の間から、柔らかな緑が真っ直ぐに伸びています

 

梅雨入りしましたね。
雨の八ヶ岳南麓もまた美しいですよ。

『谷中安規展 ちいさな世界』
ご覧になりにお出かけください。

5月の活け込み ナシとメギ

2014 年 5 月 22 日 木曜日

 

5月一週目の園芸家Kさんによる玄関の活け込みは、ナシでした。

ナシの花

ナシの花

このナシの木は、収穫を目的にしていないので摘花しません。
こぼれんばかりに花を咲かせています。

 

そして5月の第二週目の活け込みは、メギ。

玄関正面の壁面に展示した作品は、『カリン』(渡辺隆次 アクリル等 1992年)です

玄関正面の壁面に展示した作品は、『カリン』(渡辺隆次 アクリル等 1992年)です

メギ そのⅠ

メギ そのⅠ

メギ その2

メギ その2

渡辺隆次さんの作品に、メギの花の小ぶりながら鮮やかな黄色と、葉の渋いさびた色あいが呼応して、美しい空間ができました。

 
大麦はキリッとした緑!

大麦

大麦

今年の大麦は、病葉がなく、色の状態が良いそう。
まぶしいくらいの発色です。

 

5月も末になろうというのに、身をすくめる肌寒さ・・・

春は名のみの風の寒さ

ですが、ゆっくり移りゆく春の景色をじっくり味わうのもよいですね。

八ヶ岳南麓の新緑とともに
『谷中安規展 ちいさな世界』をお楽しみに。ぜひお出かけください。

 


 

『谷中安規 ちいさな世界』

会期:4月19日~6月30日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ケーテ・コルヴィッツ ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:渡辺隆次 四竈公子

 


 

  
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